見出し画像

コナス フード砕き研究

前回にも書きましたが
コナス君は少しずつ
体重が落ちてしまっています。
抗がん剤治療、きついですものね。
人間でも食欲、無くなると思います。
でも、無理に食べさせることは
したくありません。

ウエットフードは気が向いたら
ちょっとつまむ程度。
水分補給用のスープはしっかり食べたり
食べなかったり。

スープはもともと固形物があまり
入っていないため、それだけでは
到底、栄養は賄えません。

カリカリはなんとかちょこちょこ
食べてくれるけど
お腹に何か入ると
痛いみたい。
消化のことも考えて、ぬるま湯で
ふやかしてみたら、
それは見向きもしません。

他の猫たちも
なんだ、これ??という感じ。
うーん・・どうしようかなあ。

よし、ではフードを細かく砕いてあげよう。
粒を小さくしたら
カリカリのイメージはそのままに(笑)
消化も良くなるかもしれない。
猫たちはみんなシニアなので
歯や噛む力も、少しずつ弱ってきている。
でも「噛むこと」は大切なので
いつもの量の半分を砕いてみよう!

ちなみに我が家は腎不全の子も
いるので
腎臓系フードを毎回3種類、出しています。
5ニャンですし、量も多いです。

さて。
というわけでオーソドックスに

ジップロックと金づち。
→力加減、難しい。ビニール、破ける。
 ゴンゴン音、猫が怖がる。
 量をこなそうと思うと
 思ったより重労働。
→ダメ。

ペット用フードクラッシャー
&ピルクラッシャー
→ほんの少しの量なら砕けるが
大量となると何回もやらなければ
ならない。
体力使うし時間もかかる。
我が家には難しい。
→ダメ。

フードプロセッサー
→ドライフードが中で
ぐるぐる回るだけで砕けない。
(ドライフードってこんなに硬いの?と
ここで気付く)
→ダメ。

手動式コーヒーミル
→コーヒー豆を粉にするものなので
一生懸命、力加減を調節しても
ほとんど粉になってしまう。
「あらい」「こまかい」の
調節ができるタイプで
一番粗くしても、やっぱり、粉。
(粉はむせてしまうので
食べさせるのはだめです)
また、これも大量に砕くことはできない。
→ダメ。

ハンドブレンダー
→想像はしていたが
想像通りフードが床に飛び散り
愕然。
→ダメ。

ミキサー
→大量に細かくするのはバッチリ。
でも、半分以上が粉になってしまう。
量を加減してみたり
スイッチON、OFFで加減して
練習してなんとか砕くのには成功。
砕いた後、ザルでふるって
粉を落とせばオッケー。
・・でも粉になる方が多い。
一度にたくさん砕こうとすると
下の方がすべて、粉。
→まあまあ。

これらの調理器具類は
全てウチにあるもので
使ったのは最初だけで
そのまま棚の奥に眠っていたものです。

買っておいて良かった?のか??
いや、良かった。

この粉・・・
もったいないなあ・・・
なんか他にもっといい方法や
いいものはないかなあ・・・
と、必死になって探しましたら

ありました!

OXO(オクソー)の
みじん切りチョッパー!!!

作りはペット用フードチョッパーの
巨大版。
これもダメかなあと思いつつ
まず1つだけ購入。

なんと!楽にたくさん砕ける!!
これならうまくいきます。
おすすめです!
どうしても粉になってしまうのは
ありますが、ミキサーより
ずーっと少ないです。
(砕いた後にザルでふるっています)

そして自分で楽に調節ができるので
本当に大当たりでした。
当然、均一の大きさには砕けませんが
それは何をしても一緒。

部品を分解してキレイに
洗えるのもバッチリです。
(私は追加で2個買ってそれぞれの
フードを一気に砕いて、
さっさと分解して食洗機に
入れて洗剤なしで
洗っちゃってます)←雑(笑)

砕いたものと砕いてないものを
混ぜてあげてみたら
コナス君、
やっぱり食べやすいようです。
良かった!
下に写真を載せておきます。

こんなふうに分解できます。
組み立てて…
カップにフードを。
1カップ余裕で入ります。
フタをして、サクサク押します。
椅子の上など
自分より低い位置に置いて
体重をかけて押すと
とってもラクです。
ひっくり返して
フタを開けるとこんな感じ。
30回押してみました。
下に粉がたまっているので
ザルでトントンとふるいます。
できあがり。
このくらい粉が出ちゃいますが。
これで、食べやすくなりました。
上にあるのが砕く前。
均一には砕けませんが
充分食べやすそうです。

食べやすくなったせいか
他の猫たちが・・太ってる
ような・・気がするかも・・(汗)

ご参考になれば
幸いです。