化粧品OEMであなたのオリジナル化粧品をつくる時 困ったら・悩んだら読んでほしい話


こんにちは
化粧品コーディネーターの佐藤尚美(@naomillion_)です。


いま、あなたはオリジナル化粧品を作るために
化粧品工場の担当者の方と打合せをしています。

そんなとき
あなたの思いやイメージが相手にうまく伝わらず
モヤモヤする事はありますか?


あなたが伝えた言葉から、
相手がどれだけあなたの考えを汲み取ってくれるのか、
化粧品OEMでは、そこがとても大切になります。



(1)あなたのイメージは相手にきちんと伝わっていますか?


同じ言葉で伝えてみても、
あなたの思いやイメージが、
相手に伝わる場合と、伝わらない場合があります。
伝わる人と、伝わらない人がいるのです。


これは、友人や恋人、家族など、あなたの身近な方が、
あなたの事をよく理解してくれているのに対し、
初対面の人は、あなたの事がよく分からないのと似ています。




(2)思いやイメージを伝えただけで安心しないで!


あなたが伝えた言葉で、
相手がどれだけあなたの思いやイメージを理解してくれたのか、
きちんと確認する習慣をつけましょう。


言葉や単語から連想されるイメージは、
人によってかなり個人差があります。


たとえば、「可愛らしいピンクで」と依頼した場合
いったい相手は、どんなピンク色を想像しているでしょうか?

✔ 桜の花びらのように淡いピンク色
✔ ピンクグレープフルーツの果肉の色
✔ 人気キャラクターのあのピンク色
などなど、人によって色のイメージには大きな幅があります。


また、「なめらかな感じで」と伝えた時には
どのような、なめらかさを想像するでしょうか?

✔ ていねいに裏ごしされたポタージュだったり
✔ フルフルにとろけるプリンだったり
✔ デコレーションケーキの生クリームだったり
確かにどれも「なめらか」ではありますが
やはり違いがありますよね。




(3)なぜ?どうして?の前に、もう一度伝え直してみて!


言葉が持つイメージは、人によって様々です。


あなたの思いが担当者にうまく伝わらなかった場合は、
もう一度、改めて伝え直してみましょう。



1番最初が、1番肝心





(4)あなたの相談相手(担当者)が、化粧品の中身をつくる人(化粧品開発者)ではありません。


あなたの言葉を、担当者が開発者へ伝えます。
もしかしたら、他に何人もの人を介するかもしれません。

誰が聞いても同じことをイメージできるように、
抽象的な単語ではなく、
具体的な単語を選びましょう。


打合せをするときには、
何か見本となる色や形があると、
相手により確実に伝わるはずです。



あなたの思いを相手に上手に伝えるコツは、
「できるだけ簡潔に」「できるだけ明確に」言葉を選ぶことです。


あなたの言葉を受けとった担当者の方が
勘違いをしないように選ぶ言葉も工夫しましょう。


あなたの身近な友人や知り合いの方を、
ちょっと思い出してみてください。

あなたが思いの「10%」を伝えたときに、
その「10%」分だけを理解してくれる人から、
言葉にはしなかった「100%」まで全てを理解してくれる人まで、
理解度は様々ではないでしょうか。

基本的に出会ったばかりの化粧品OEMの担当者には
あなたが選んだ言葉の部分だけ、
またはそれ以下の分しか
あなたの思いやイメージは伝わっていない。
そう思っていた方が良いと思います。


どれだけ丁寧に言葉を選んで思いを伝えるべきか
伝わりましたでしょうか?



化粧品OEMでは、まだこの世に存在しない新しい商品をつくります。


大切なのは、
あなたの思いをきちんと理解してくれる担当者との出会いです。


よく分かり合える担当者との出会いは
あなたの化粧品の商品開発時間を短縮してくれます。



(5)最後に:OEMに詳しくないなら、素直に何でも聞いてみよう!




最後までご覧くださって、ありがとうございます。

少しでもお役に立てたならば光栄です。

あなたの化粧品が早く完成しますように!



2021年1月6日
化粧品コーディネーター 佐藤尚美

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