【つづき】就職しなかった23歳が、受託もやめて自己資金32万円でサービス開発に没頭する話
前回の続き>>
そんなことを考える中、大学卒業後最大の危機は突然訪れた。
受託の案件がなくなったのだ。
個人事業主としては危機的状況だ。
やばい・・・飯が食えなくなる( ̄◇ ̄;)
でも、これは今の僕にとってチャンスでもあった。
これが、受託をやめて貯金残高がたった32万円でサービス開発にフルコミットする2つ目の理由だ。
仕事はいつだって探せるけど、今やりたいと思うことは今しかできない
これまでは、企業から委託されていたプロジェクトの企画/運営とビジネス資料のデザインで生活費を稼ぎながらサービスを考えて来た。
サービスづくりの時間はこれまでも確保して来た。
それでもやっぱり3つのことを同時にやると、かなり力が分散してしまう。
新しい仕事を取りに行くという選択肢も勿論あった。
でも、それは今以上にサービス開発にコミットする時間が減ってしまうことを意味する。
正直、何も達成できずに資金だけ尽きてしまう日が来る可能性もあることを考えるとかなり怖かった。
ただ、それ以上に、今やりたいことに挑戦できずに後になって後悔することの方がもっと怖かった。
今の世の中、変化のスピードは尋常じゃない。
タイミングを逃せばチャンスを失う可能性だってある。
やるなら今だと、直感的に思っていた。
少しだけだが貯金もある。3ヶ月しかないけど、その間は全力で走れる。
仕事を探すことはいつでもできるけど、今のやりたいことは今しかできない。
だから振り切ることにした。
やってみてダメだったら、その後のことはその時に考えばいい。
8年もかけて見つけたやりたいことを、今やらずにいつやるのか
半年前、僕は8年間わからなかった自分のやりたいことを見つけた。
それは、社会に出てからも、好きなことを仲間と共通目標に向かって取り組める環境をつくることだ。
ただ、この世界を実現するために具体的に何をすればいいのかがわからず、ここまで悩んできた。
わからなすぎて、自信を失い3ヶ月前に一度就活をした。
一度、知識やスキルをつけてからやろうと考えたからだ。
実際にいくつかのスタートアップからご縁をいただいていた。
一方で、偶々それと同時期に、自分が考えている世界観に近いことを実現しようとするサービスがいくつか現れた。
そしてこの流れは、最近のオンラインコミュニティサロンのニーズからも感じている。
これを見た時に、なんとなくやるなら今なんじゃないかと思った。
スキルをつけてから動くのでは遅すぎる気がした。
8年間もやりたいことがわからず苦しんで来たのに、それを見つけた今、挑戦せずにどうするのか。例えうまくいかなかったとしても、あの時やっておけばよかった!となるよりは100倍マシだ。
だから僕は、どんなに空振りしても、この3ヶ月間はバットを振り続けることにした。
続く
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