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就職しなかった23歳が、受託をやめて自己資金32万円でサービス開発に没頭する話

大学卒業から1年3ヶ月。
僕は受託でなんとかここまで食いつないで来た。
そして今月はついに、45万円稼ぐほどになった!!

が、
受託をやめます!

貯金残高32万円、今後入る予定の収入は36.5万円。
節約してもタイムリミットは、9月まで。

卒業してから1年以上サービスを考えてきたのに形にもできず、既に人生失敗しかかっている僕はこれから最後のビッグなダイブをすることにしたᕦ(ò_óˇ)ᕤ

こわい( ;∀;) ビビる・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 死ぬかも_| ̄|○・・・

踏み切るきっかけとなった不幸とチャンス

正直、今、足がすくむ程にビビっているのだが、この決断に至った経緯は3つある。

1つ目は、祖母の突然の死だ。
それは3週間前の出来事。
人生で初めての身内の死だった。

祖母は僕の根源そのもののような存在だった。
小学生の時は、毎週祖母の家に通い、遊んでもらっていた。
森に連れていってもらったり、一緒に工作でモノづくりをしてくれたり。

毎週行くたびに、「発明品を作ろう!」と言って、手作りのマッサージ機やガチャガチャ、水族館の模型などを一緒につくってくれていた。

祖母は僕に、自分で考えて新しいものを創り出すことの楽しさや、つくったものを人に届ける時の喜びを教えてくれた最初の人だった。

人に何かを与えることが好きな人で、いつももらってばかりだった。「大人になったら海外旅行に連れて行く!」なんてよく言っていたが、本気でいつか恩を返すんだ!って思っていた。
でも、その日が来る前に祖母は旅立ってしまった。

残る悔いと「意外と時間がない」という感覚

祖母は死ぬ前日まで、元気に畑を耕していたらしい。
僕が年末会った時もピンピンしていた。
本当に突然のことだった。

人はいつ死ぬかなんてわからない
その意味を初めて自分の体験として実感した。

本当は、自分のつくったものが世の中で使われるようになるところ見てもらいたかった。そしてそれがばあちゃんのおかげだって言いたかった。ちゃんと恩返しもしたかったし、お礼も伝えたかった。

でも、できなかった。
意外と時間がないんだなって思った。
「いつか」なんて言ってたら一生誰にも何も証明できずに終わってしまう。

せめて、こんなアホな僕の選択(就職をしてない)を応援してくれる親には、自分が大きくなったところしっかり見せたい。そんでもってちゃんと恩返しがしたい。

そう考えると、自分がやろうとしていることを達成するにはあまりにも時間がないなと思うようになった。

続く
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