天は人の上に人を造らず、人の下の人を造らない。
ここ1か月くらいこの言葉が頭をぐるぐるしています。
福沢諭吉の本心は置いておいて、私はこの言葉本当にもっと広がってほしいんですね。
彼の真意とは違いますが、私は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。」だと思っています。
今の社会は、「権威」を持った人がやたらと「すごい!」とかいわれ地位や名誉にみんな左右されますよね。
そして、今の世の中で地位が高い人(ここでは一般的に先生と呼ばれる人や会社の上司、経営者など)
または、あこがれの芸能人やアイドルなども。親もそうですね。
みんな自分と一緒なんです。
なんか知らないですが、よく偉そうにふんぞり返っている人とか、ネチネチ上から物言う人とかもいるじゃないですか?
その人たちがどっかのすごい社長さんでも会長さんでも医者でも自分と同じということを忘れないでほしいんです。
親であっても、学校の先生であっても。
みんな、言ってしまえば素粒子なんです。
ただの細胞です。というと、ちょっとぶっ飛んでしまいますが、みんな最初は赤ちゃんで何者でもない。
それをベースに持っておくことは、生きる上で自分の軸がぶれなくなり変に委縮することもなければ、言葉に詰まることもなくなってくると思うんです。
そして、現在そのような立場の人たちもそれをベースにもっていれば、権力をかざさなくてもいいし、自分の大きく見せることもしなくていいんです。
これが、ベースにあれば不安は消え自然と相手を尊重し、相手に優しくできると思うんですよね。
もし今人間関係で悩んでいたりしたら、念仏のように唱えてみてください。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らない」と。
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