TOEFL iBT Special Home Edition受験メモ

TOEFL iBT Special Home Edition受験記です。かなりグダグダです。また、これは8/26現在のものです。

環境(当時の)

macOS Mojave v10.14.6

Google Chrome 84.0

ProctorU(Chrome拡張) 1.87.0

用意するもの

パソコン(外付けまたは内蔵のカメラが必要、かつChromeまたは Firefoxがインストールされていること), パスポートなどのIDカード, スマートフォンまたは鏡, ホワイトボード, ホワイトボードマーカー

ホワイトボードはなくてもクリアフォルダに入った白紙で代用できるらしいですが、試験終了後に書き込んだ内容を消してProctorに見せなければならないので、書いたり消したりしやすいホワイトボードを推奨しておきます。(私はクリアフォルダに油性マーカーで書いてしまい消すのが大変でした。)

申し込み

ETSアカウントにここからログインして、"Resister/ Find Test Centers, Dates"を押します。"Select Special Home Edition"を選択して、あとは言われるままにRegisterします。

Registerすると"Your TOEFL Order Confirmation"と、ProctorUからの一時的なユーザーネーム、パスワードが書かれたメールが送付されます。それを使ってログインしてパスワードを変更し、この動画の通りにテストをスケジューリングします。

ちなみに学校の方でDIコードとバウチャーコード(費用を大学側に負担してもらえる)をもらっていたのですが、申し込みの時に入力するのをすっかり忘れており、自費受験になってしまいました。registerした後、お金を払う前に入力する場所があります。気をつけましょう。

受験前にやること

こちらをご参照ください。(私は読み忘れていましたが。)

ProctorUの拡張機能インストール&機器のテスト

ProctorUでログインした後に出てくるホーム画面で"Test your equipment"​をやっておきましょう。拡張機能をインストールしていなければインストールさせられるはずです。

カメラやマイクなどを変更しなくてもちゃんと顔が映る&オーディオに接続できるかどうか確認しましょう。(私は仮想カメラが規定のカメラになっていて、手動でFaceTimeHDに変えればちゃんと顔が映ったので本番もそれでいいや〜と思っていたのですが、なぜか本番はカメラやマイクを変えさせてくれませんでした。仮想カメラの設定をいじったほうが早かったのですが、焦っていたので試験時間になってから仮想カメラをアンインストールする作業を行ってしまいました…)

ETS Test Browserのインストール

私はProctorUの拡張機能インストールだけ行って安心していたのですが、試験時間5分前にProctorUのホーム画面で"Download and install the ETS Test Browser on the computer you will use for the test. "という記述を見つけ、大変焦りました。(まあ実はインストールしていなくてもProctorがやってくれそうな雰囲気はありましたが。)

この記述に貼ってあるリンクからはWindows用のものがインストールされるので、Macの方はここ(先ほど貼ったrequirementsにあるリンク)からインストールしましょう。インストールして起動してみると、ログイン画面が表示されますが、これはテストが始まってから監督者の人がログインしてくれるので、手持ちの情報でログインできなくても焦ることはありません。(焦った)

ウイルス対策ソフトなどの停止

私は特に何も起こらなかったのですが、ファイアウォールやウイルス対策ソフト、Chromeの機能拡張などを停止しないとETS Test Browserを起動できなかったり、休憩後に再接続できないことがあるようです。試験が開始する前に余裕を持って確認しておきましょう。(確認しておいてもトラブルが起こることはあるらしいですが。)

受験の手順

ProctorU上でのカウントダウンが0になると、試験を開始するボタンが表示されます。それを押すと、受験用顔写真の撮影とIDカード(パスポートなど)の撮影が行われます。どうやらそれぞれretakeは一回ずつとなっているようなので注意しましょう。(失敗した場合、再度ホーム画面に戻ってボタンを押せばもう一回撮影から開始できました。)

次に、ProctorUのアプリケーションであるSupport-LogMeInRescueがダウンロードされてチャットボックスが開き、Proctorとのチャットが始まります。(オンライン電話がかかってくることもあるようです。)このチャットボックスは一度閉じるとセッションが切れてしまうようなので、閉じないようにしましょう。

指示の通りにコンピュータの制御を許可すると、チャットで許可を求められてからProctorがラップトップの遠隔操作を開始します。具体的には、環境設定を開いてスクリーンショット機能をOFFにするなどの操作が行われます。(最後に戻してもらえなかったので、何をされたか覚えておいたほうがいいかもしれません。)慣れている人だったのか日本語環境でもスムーズに環境の変更を行っていました。

次に、ラップトップの画面と室内の確認を行います。手鏡か、スマホの自撮りモードを使ってラップトップの画面を映したあと、四方の壁やテーブルの上、床などを見せます。また、ホワイトボードまたは白紙が入ったクリアフォルダーに何も書き込まれていないこともこの時確認されたと思います。

最後に、両耳(イヤホンやイヤリングがないか、髪に隠れていてもいけません)と両腕(腕時計やスマートウォッチがないか)、メガネに何もないことを確認させられます。Clothing and appearanceによると宝石類、ネクタイクリップ、カフスボタン、クリップ、櫛、バレット、ヘッドバンドなどのヘアアクセサリーなどもダメなようで、それもこの時に確認されるでしょう。

ここまで完了すると、ProctorがETS Test Browserを開き、遠隔でユーザーIDとパスワードを入力してログインしてくれます。ここから後は普通のTOEFLテストと同じです。

試験後

ホワイトボードまたはクリアフォルダーに入った白紙に書き込んだことを消し、白紙をProctorに見せます。最後にProctorUの評価をよろしくね!と言われて試験が終わります。

変えられた設定は戻してもらえませんでした。スクリーンショット機能をどこからOFFにされたか忘れた人向けに書いておくと、システム環境設定 > キーボード > ショートカット > スクリーンショットから戻せます。

結果・感想

TOEFL受験にかかった時間は準備も含めて4時間半くらいでした。カメラの件などでかなり焦りましたが、チャット対応だったので指示が聞き取れないなどのトラブルがなかったのと、proctorが慣れていた人っぽかったので比較的スムーズに試験が行われたと思います。失敗して試験が受けられなかったとかデスクトップ環境が破壊されたとかいった感想も聞くので、万全なものではないようです。




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