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『GW最後の日は雨の中、国宝“飛雲閣”でのお茶会へ♫』



京都・西本願寺の国宝「飛雲閣」は、
金閣、銀閣に並ぶ「京都三名閣」の一つ。
豊臣秀吉が建てた「聚楽第」の一部とも
言われています。

普段は非公開の国宝の名閣ですが…

今年は、
浄土真宗を開いた親鸞聖人が
この世に生を受けて850年!

来年は、
浄土真宗の教えを立てて宗派が開かれて800年!

と言うことで…

な、な、なんと!!
国宝である『飛雲閣』でお茶を頂ける♫
そんな情報を京都通のお友達から聞いて
予約を入れたのは…
まだ2月のことでした(o^^o)

あれから数ヶ月。
待ちに待った日がやって来たのです。

めちゃくちゃ雨が降っていても
なんのその!!

『飛雲閣』が建っているのは、
境内の東南隅にある名勝 滴翠園(てきすいえん)!
まさに、
翠(みどり)が滴る(したたる)園なのです。

そんな、みどりしたたる園の池のほとりに
佇む名閣は、
池に囲まれた建物が
空に流れる雲のように見えることから
『飛雲閣』と名づけられました。

今は橋で池を越えて向かいますが、
以前は橋がなく、
池に浮かべられた舟で訪れたと言う
風情のある造りになっています。

中に入ると、
まずは「舟入の間」を通ります。
これは西本願寺のHPの写真です。

そして奥へと進むと…
「招賢殿」の真ん前でお茶を頂きましたー
(^ω^)

こちらも西本願寺のHPから写真を頂いています。

『飛雲閣』は
三層柿葺(こけらぶき)の楼閣建築。

初層は入母屋造り。
二層は寄棟造りで三層は寄棟造り。
左右対称ではなく、
その中心が東に移るという
左右非対称ながら巧みな調和を持つ名建築として知られています。

全体的に柱が細く障子が多いことから、
空に浮かぶ雲のように見えるそうです。

二層の歌仙の間には
三十六歌仙が描かれています。

庭園と一体となった、
日本を代表する建築の一つ、
新緑が雨でしたたる「滴翠園」の『飛雲閣』。

お茶を飲むことはできませんが、
今月21日まで公開されているそうです。





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