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英語論文・アブストに便利なツール3選

英語の論文を「読むとき」「書くとき」そして「英語のアブストを書くとき」に便利な、英語関連ツールをご紹介します。ギリギリの点数で入試をクリアしたものの、その後英語をブラッシュアップできていない院生あたりを想定してのオススメ記事です。

英語の論文を読むなら「Deepl」

 グーグル翻訳で「ダメだー!」と叫んだことのある人は「Deepl」を試してください。無料でもなかなか使えます(字数制限あり)。でも院生なら1日1本論文を読まないとダメだと思うので、迷わず課金して有料版を使うのがお勧め。

 論文の一部を無料版で翻訳してみて、有料版を契約するという流れがよいかと思います。

 個人的な使い方を紹介すると。ガサっとファイルを翻訳してざっくりアウトラインを掴み、その後、気になる部分を英語から日本語に丁寧に翻訳していって内容を掴んでいます。

英語を書くなら「Grammarly」

 Deeplを使って翻訳するのは便利なのですが。「アブストを日本語で書いてDeeplで翻訳して終わり!」というのは、ちょっと待って。
 「Grammarly」という便利なものがあります。スペルのミスはもちろん、言い回しなど適切だろうと思われるものを提案してくれます。英文を書いたら、Grammarlyでチェック。かなりいいです!

 こちらもまずは無料で使って有料プランを契約するのがお勧め。有料プランだとより高度な提案をしてくれます。ウクライナの企業だと聞いたので、微力ながら応援しているような気になれる所も、個人的には好き。


試してみたい校正「ChatGPT」

 ネイティブチェックの前にぜひやってみたいと思っている英語校正「ChatGPT」。ツイッターでチェックしている人のフィードから流れてきました。友達からも聞いたことがあるので、使ってみたい!

 ネイティブチェックをお願いする前に使ってみたいなと思っているので備忘も兼ねて書いておくことにしました。
 使ったことのある人、ぜひ感想を教えてください!


とはいえ、英語学習は大事

 論文を探すにしても、海外の学会での発表を目指すにしても、査読者とのやりとりをするにも、やはり英語は必須と感じる今日この頃。
 便利なツールに助けてもらいつつも、時間を作って英語の学習をするのが一番だと思っています。

 ちなみに英語の習得にかかる時間についてググってみると「2200時間」という説が有力なように見えます。研究をしている人は院試などである程度の英語力は担保されていると思いますが、専門用語や独特の言い回しにも慣れることを考えると3000時間くらいは必要なのかな、、というのが私の感想です。

 例えば、私が一念発起して毎日1時間英語の勉強をする!と決めたとします。奇跡的に1日1時間、毎日欠かさずに勉強できたとしても8年以上かかる計算です(笑)

 やるなら覚悟を決めて1年間という感じで、他のことは捨てるくらいの勢いで、集中して勉強の時間を確保するのが現実的かなと思います。私の場合はですが。

 いつかは英語を、、、、と夢見ている皆さま!
 今日からコツコツ始めて長生きするか、集中的に1年死ぬ気で頑張るか。さもなければ、お助けツールを上手に使って目の前のタスクをクリアしていきましょう。参考になれば幸いです。
 

ワインとコーヒーを燃料にして生きています。「一杯ご馳走してあげてもいいかな」と思ってくれたら嬉しい。大好きなコーヒー豆もしくはワインを購入する費用に充てて、また元気に執筆します♡