音楽と私 ②
中学の時は、仲の良い男の子のグループがバンドを組んでいたので、友達としょっちゅう遊びに行って演奏しているのを聴いたり少し楽器を教えてもらったりしていて、ギターを弾いたりした。
楽しかったけれど、残念ながらのめり込むことはなく、演奏する側としてはここまでです。
聴くのは昔から好きで、音楽がいつも近くにある毎日でした。
確か中学のころ好きなインディーズバンドがいて、ライブに行ったりした。ファンレターの返事をもらった事が一度だけあって、しばらくそれは私の宝物だった。
私が通っていた高校は、普通科の高校で芸術選択というのがあった。音楽・美術・書道から選ぶ。私は美術を選択していたけれど、部活で音楽室にはよく行った。音楽室に行くと、ピアノを弾きにくる子、ギターを弾いている人など様々な人がいてみんな自由に楽しんでいた。
部活には背が高くて長髪で切れ長の目をしたカッコイイ先輩がいて、いつもギターを弾いていてよく聴かせてもらったりした。バンドブームだったし、自由な校風なのでバンドを組んでいる人が沢山いて、文化祭ではオーディションがあるぐらいだった。当時付き合っていた彼の影響もあって、私はロックを聴きまくっていた。
新入生歓迎会で長髪の先輩と彼が演奏した曲が3曲あって、私の中で忘れられない思い出の3曲になっている。今でも時々聴いたりして思い出す事がある。失恋したり友達とケンカしたり色々あったけど、年月っていうお薬がよく効いて癒えているんだなーって思う。でもその曲を聴くとあのふわっとした心地よさの中にキュンとちょっと切ない感情が顔を出す。
高校を卒業してからは、身近に音楽をやっている人はいなかったけれど、好きなアーティストのライブには毎年行ったし、毎日の中に音楽があった。
環境が変わると共に音楽を聴く環境も変わっていった。音楽を聴こうという気持ちになれない時期なんかもあった。
沢山あったCDは引越しをするごとに減って音楽をほとんど聴かなくなってしまっていた。数年前引っ越してきた今の家には一枚もない。プレイヤーもなかった。
そんな私に音楽の神様がプレゼントをくれた。何気なくツイッターを見ていて、今音楽がおもしろいということに気がついた。ライブが中々できない環境で皆出来ることを色々頑張っている。
しばらく音楽から離れていた私には、ライブに行くのはハードルが高すぎるけど、配信から聴き始めるというのは合っていると思う。
もしも神様が、人がこの世に生まれる時に何か役割を与えているとしたら、私は今の職業を通して何かの役割を与えられて生まれてきたのだと信じています。
きっと今前を向いて音楽を頑張っている方達は、神様から音楽を通して何かの役割を与えられた方達なんじゃないかと。
先日あるツイキャスで、未来会議を視聴させてもらいました。皆前を向いていてすごく明るい気持ちになりました。
うちフェス!というのをするそうです。楽しみ!
”こんな時でも前向いて、今できることをやりたい。そして進んでいきたい。“
素敵な思いですね。この思いがみんなに伝わって百匹目の猿現象が起きるといいなと思っています。
“未来は目指すものであり、創るもの” ですね!
ある日インテリアショップでかわいいラジオを見つけて買った。今ではiPhoneから流した音楽をBluetoothで飛ばして、ラジオのスピーカーで聴いています。
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