舞台創作と舞台監督について
こんにちは。舞台監督の丸山直己です。
さっそくですが、みなさんは「舞台監督」と聞いてどんな仕事内容を想像されるでしょうか?
"舞台"の"監督"です。
あまり一般的ではない仕事です。
そもそも「舞台監督」という言葉を耳にしたことが無い、という方もいると思います。
日常生活を送るうえで「舞台監督」を必要とする機会はまったくありません。
舞台芸術を、作品を、創る段になって初めて登場する言葉であり、仕事なのです。
"監督"という響きからは、
・作品の総指揮者
・舞台の責任者
といった、やや堅めな表現が思い浮かぶかもしれません。
あるいは、少しでも舞台に関わったことのある人でしたら現場で実際に「舞台監督」を目にして、
・指示を出す人
・なんか偉い人
・大工仕事得意な人
というイメージを持っているかもしれません。
合っているような、ちょっと違うような。
"そういう部分もある"という感じでしょうか。
困ったことに当事者である僕自身も、同業や関係者ではない人たちに、うまく言葉で説明することができません。
そこで、不定期ですがこのシリーズでは、
そんな「舞台監督」と「舞台創作」について考えて、当事者である僕自身も納得できるような"言葉"を探していきたいと思います。
「舞台監督」を探す"旅"のはじまりです。
丸山直己
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