地球の自転速度は、過去最速。 時間泥棒に時間を奪われないで、永遠に続く瞬間に生きよう



happy ever after begins today.

「永遠に続く幸せは 今日から始まる」

2021年新年迎えて、あっという間に、春分を迎えようとする3月。

ミヒャエル エンデの書いた、「時間泥棒」横行中の 世の中だ。

「1日があっという間に終わるね」

という、言葉が 挨拶になっていくような毎日だけれど、

これが、実は 科学的にも証明されている衝撃の事実。

観測によれば、2019年より、2020年の方が短かったという。1960年以降の 自転の最も

速い記録の1位から28位まで、すべて2020年に起こったという。


地球の自転速度は、過去50年のうちに、現在最も早くなっていると、イギリス国立物理研究

所の 物理学者、ピーターウイバーリ氏は語っている。

そして、今年、2021年は、さらに 加速を増すというのだ。


時間は、どんどん、私達を置いて、過ぎ去っていく。 無情に、私達を待ってはくれない。


これはまずい。


自分が止まって、時間を止めて、永遠に続く瞬間を 体験しなければ、人生は終わってしまう。


最高に楽しい時間、は永遠に続いて欲しいと思うものだ。

では、今までの人生を振り返って、最高の時間は どんなときだっただろう?


私も振り返って色々な最高の時、楽しい時を、振り返りながら、熟考してみた。


それが意外に、何かをアチーブ、成し遂げた、瞬間ではないのだ。

それはそれで、お祭りのように、素晴らしい シャンペンで祝杯するような キラキラな瞬間ではある。

コンテストで優勝したり、憧れの場所で演奏できたり、家を買ったり、家を建てたり、 

砂漠を旅したり、いろいろ、美しい瞬間はある。

けれど、意外に、一番幸せを感じた、永遠に続いて欲しいと思えた瞬間は、 ある人と一緒

に、ご飯を作って楽しく頂いた時間なのだ。

非日常が日常のような 私の人生の中で、とても、平和で 満ち足りた思い出になっている。


そうだ。あの境地を 目指せばいいのだ。

 
 そういえば、 うちに泊まってくださったお客様に、 たまに、死ぬ前の最後の晩餐は何がいいですか? と聞いてきた。


それが、意外にも、皆さん普通の食事をおっしゃるのだった。

「お味噌汁とご飯」

が一番多い答え。

 久兵衛のカウンターで 寿司三昧、なんていう回答は、私だけだった。 笑


日常の中に、永遠に続く珠玉の瞬間を 見つけることができれば、そんな幸せなことはないと感じている。

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