見出し画像

AO(総合選抜型入試)の勧め2

1990年、慶應SFCが日本で初めてAO入試を導入したが、この画期的な入試制度が日本で広まるには、年月を要する事になる。

大学に限らず、多くの企業で見られる前例主義。
折角良い提案をしても、前例のない事には二の足を踏む。

かのアインシュタインは、この世には絶対に失敗しない人がいる、それは挑戦しない人だと。

確かに挑戦しなければ失敗はない。が、それでは進歩も発展もない。

SEKAINO OWARI の曲にサザンカと言う曲がある。

いつだって物語の主人公は笑われる方だ、人を笑う方ではない。この歌詞に何度勇気付けられた事か。

話はそれたが、保守的な大学組織が入試制度変更に取り組むのは容易ではない。文科省にも折衝しないといけなかっただろうし、流石慶應SFCの面目躍如だ。

SFCの初めてのAO入試導入から遅れる事10年、西暦2000年に、東北大学、九州大学、筑波大学が国立大学として初めてAOを導入。

この国立大学のAO参入から、一気にAOが全国に広まり、僅か8年で500校を超える迄になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?