見出し画像

宅建士への道15

宅建士試験は、過去問だけでは難しい旨お話ししてきた。

例えば、一級建築施工管理士の一次試験は、ほぼ過去問しか出題されず、過去問さえしていれば合格出来る。

一方、宅建士試験では法改正も多く、初めて見るような問題が、しかも何題も出題される。

具体例をあげよう。一昨年の法改正に基づき、昨年このような問題が出題された。

マンションの名称について、街道その他の道路の名称については、直線距離で50m以内であれば、使用できる。

これは正解で、改正前は、その街道に面して無ければ使用できなかったので、過去問だけでは対応不可の問題であった。

このような問題が複数出題されるので、色々な出版社の予想問題集を入手し、演習する事が大切だ。

実際、この問題をズバリ当てた出版社があった。

また、統計に関する問題が出題される事もあり、当然数値は毎年変わるので、最新の情報が必要だ。

ただ、自分で情報を入手し分析するのは大変であり、各社鎬を削る予想問題集を利用するのが賢明だ。

各社統計に関する情報や分析にも特集ページを組んでおり、これをこなしておくメリットは大きい。

特に5問免除の問題は、日頃不動産に縁のない受験生には難しく、5問中1〜2問しか取れない場合も多く、ここが合否の分かれ目となるケースも少なくない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?