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「バカ殿」たちの祭典!オランダ南部で盛り上がるカーニバル

今年もやってまいりました。カーニバルの季節です。キリスト教カトリックの行事で、オランダでは南部だけで異様な盛り上がりをみせる祭典です。同じキリスト教でも、プロテスタント的文化の強いオランダ北部では全く見られないそうで、デン・ハーグに住む友人は「今日も平常運転な土曜日です」と言っていました。

パレードの山車は、いつもちょっと怖い。
パレードを見に集まる人々。昼間から酔っぱらっている人も多数。

私が住むアイントホーフェンでは、午後1時11分という中途半端な時間(この1-1-1に意味があるらしい)から毎年恒例のパレードが催され、さまざまなキャラに扮装した老若男女が集まりました。「大人の自分がここまでおバカな仮装してもいいものか…?」と、私も毎回家ではちょっと躊躇するのですが、街に出ると、「バカ殿」たちの群れに出くわし、むしろ自分の仮装は甘っちょろかったと反省するぐらいの勢いです。では、その一端をご覧いただきましょう。

2月中旬にしては温かい10度以上の日だったので、半ズボンも続出。このスポーツウェアとはではでスーツは、今年結構見かけたコスチュームだった。毎年流行り廃りがある。
グループでメキシコ人。毎年見かけるコスチューム。
2人のラスタファラ。大麻の模様がさわやか。
カラフルな脚線美。
日本人風見つけた!帯の使い方がユニークっつか、間違ってる。
ハロウィン風の仮装も。ちなみに、オランダではハロウィンはいまいち盛り上がりません。仮装はもっぱらカーニバルで。
ラブリーなカップル。彼氏が「ドク」なら、彼女はマイケルJフォックス風にしてほしかった。
キラッキラのヘルメットと背広のおじさま。ヘルメットはミラーボールのように、たくさん鏡がくっついておりますが、全部手でくっつけたそうです。気合の入った手作り衣装に拍手!
こちらのおじいさんも手作り。いくつになっても、この「バカ殿」ごころを忘れない素晴らしさ。
おばさまも負けていません。チロル風のコスチュームでビール飲みまくり。

パレード見学には、Jeroen Dijsselbloem(ヨルン・ダイゼルブルム)し
市長も仮装してきていました。この日は市長もノリノリなのさ!

市長(右端)と一緒にチーズ!

これから1週間ほど、オランダ南部では飲み会が続きます。

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