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自分スイッチを押す習慣。これが未来を切り拓く力になる。

社員研修で、必ず伝えていることがある。どんな些細なことでも自分で決めてやることが大事だと。私は、自分で決めてやろうとすることを『自分スイッチを押す』と表現している。大げさなことでなくてもいいから、小さなことから、日々意識して行うことが大事である。

例えば新入社員なら、

どんな声で、どんな笑顔で挨拶するか。

制服は皆同じだけど、自分はどう着ようか。清潔感が伝わるように着ようと決めて着てみるとか。

髪や爪の扱いはどうしようか。

歩く時はどんな姿勢でいこうか。

名刺の受け渡しの手の扱いはどうしようか。

返事はどのようにしようか。

などなど。

こんな細かなことを、一つ一つ自分で決めてやる。これが本当に大事なことだと思っている。

大事なことと思って決めて行うと、それぞれの場面に自分のエネルギーが入って輝くのだ。

当たり前のことを大事なことと捉える感性があれば、自然に運も良い方に開けていく、と私は確信している。


不思議なもので、小さな自分スイッチを押して行動していくと、だんだん習慣化されて「決めグセ」がついてくる。この「決めグセ」は、最初は小さくともやがて大きくなってくる。

何年も月日が流れた時、誰しも大きな選択をしなければならない時がくる。その時、小さなことからずっと自分で決めてきた人は、間違いなく自然に大きな選択を自信を持ってできるようになっている。そして、自分で選んだことだから、どんな結果になろうとも、必ず自分のチカラになっている。

上手くいってもいかなくても。たとえ上手くいかなかったとしても、その時わからなくても、後できっとあの時の選択はよかったのだと思える時、分かる時が必ず来る。

生きているといろいろなことが降りかかってくる。
いいことも悪いことも。
自分ではどうすることもできないことも降りかかってくるだろう。

そんな時でも、そのとき自分にできる精一杯のことを、自分で決めてやっていけば、必ずその先に道が拓けてくると私は思っている。

どんなことでもいい。
『自分スイッチ』をどんどん押してみよう!
それは、あなたの未来をつくる『開運スイッチ』だ。


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