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[hey] 3人で映画を見に行った

naoko

ある日の夜、突然、さとくんがが3人で映画を見に行こうといいはじめた。仲良しか。

「音楽やばい。」と本人は言っていたけれど、実際なんで3人で行こうといいだしたのかは全く分からない。分からないが、珍しいことを言い始めたなあと思い、あやちゃんも私もすぐその話にのった。

とはいえ、3人の予定をあわせるのは意外と至難で、ようやく無理やりみつけた2時間の隙間時間は、行こうと話してから3週間後だった。

私は、会社をはじめて6年たつけど、会社の人たちと映画とか行ったことない。だから、映画館で待ち合わせること自体かなりレア。そもそも、映画館で映画を見るのも久しぶり。あやちゃんはときどき会社のみんなと映画とか行ってる。仲良しだなあ。

はじまる前に、みんなでドリンクを買い、さとくんはチュロスも買い。チュロスにも、ドリンクにも、「大きすぎる。」と文句を言いながら、右手にアイスティー、左手にチュロスを持って、スクリーンに向かった。「シリンコンバレーとかだと、こういうのがいつか逸話みたいになるんだよ。初期の頃、みんなで映画行ったよねーみたいな。」とかまるで起業初期の大学生みたいなことを話しながら。

映画はとても良かった。前評判の通り、懐メロの嵐。初っ端のSWEET 19 BLUESの時点で懐かしさがやばい。昔、SWEET 19 BLUESが主題歌の映画を友達と見に行ったことも20年ぶりくらいに思い出した。96年ってことは22年前か…。ヒスの黄色いショップバックとか、プリクラの画質の粗さとか、とにかくそこには90年代が詰まっていて、懐かしさに満ち溢れてた。中学・高校の友達と会いたくなった。

見に行く前は、「終わったらプリクラ撮りたいね。」とか、「プリクラ撮ってもあげる人いないよね。」とか言ってたけど、2018年の私たちには、そんなことをする時間は全くなく、終わった瞬間に映画館をあとにし、ただただ、慌ただしく、タクシーでオフィスに戻った。

本当は、このなんともいえないエモい気持ちをもうちょっと抱えていたかったけど、オフィスに戻ったら2分で会議がはじまってしまって、残念ながら、数時間醸成されつ続けていたエモい気持ちは一瞬で消し飛んでしまった。

そう、休日も全然予定が合わなかったので、平日の真昼間に見に行った。それはまるで、クラスの友達と学校をサボって遊びに行くような感覚で、それもまたいい思い出になった。

次にふらっと3人で映画いくのは何年後だろうか。

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naoko
個人のこだわりや情熱、楽しみに駆動されるJust for Funな社会をめざし、スモールチームのデジタル化を支援する「STORES」プラットフォームを展開する hey という会社をやっています。