#086 カタカムナの世界1
カミは生命の根拠である。
それは完全無欠の概念としての、漢字で書かれる「神」とは違う。
完全無欠という概念はそこにあるだけでも心を萎縮させ、畏れさせる。あるいは憧憬させ陶酔させる。
しかし「カミ」はもっと自然体である。
カミは「カ」と「ミ」である。
空間化した潜態エネルギーである「カ」、カムと、
個物の、その見えない実態としての「ミ」、アマの、
「カ」と「ミ」の絡み(「カ」「ラ」「ミ」)。
畏れないし、陶酔しない。
憧れないし、萎縮しない。
ただ、カムはアマを見つめているし、
アマもカムを見つめている。
そこにすべてが生まれている。
そしてすべての生命は本能と直観を通じて、そのことを最初から知っている。
本日は「カタカムナの世界1」。
今月はカタカムナづくしになりそうです。楽しんで聞いていただけたら幸いです。
Crossing 岡崎直子
《フルバージョン内容》
1:24 参考文献紹介
6:37 楢崎皐月氏とカタカムナの基本情報
11:37 大円・小円・十字のイミ(ワ・マ・トキ・トコロ・サキ)
28:32 ヤタノカガミと一二三
40:24 神とは違う「カミ」
50:54 カムとアマと「カガミ」の本質
56:00 フトマニ
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