内なる「神」のところへ
コーチングの手法や、アドラー心理学の教えや、ロジカル&科学的に自分のマインドを上手に取り扱う方法もとても素晴らしいものだと思うのですが、芯のところでこの“内なる「神」”へのアプローチが抜けていると、どうしても最終的にしっくりこない……ということを、最近自覚しました。
もちろんそれらの手法を否定しているわけではなく、むしろもしかしたら「神」という名を使わないだけで、同じ場所、同じ平和を目指しているのかもしれないとは思います。
でも個人の性向、あるいは好みの問題として、私の場合は「神」に呼びかけ、「神」の答えを内側に聞くということが、重要な鍵だったと思うのです。
何の鍵って?
今この瞬間に、幸せに、安らいで、とても静かに、満たされ、ハートがとろけて心から楽に「なる」ための、鍵です。
このことに自覚的になって以来、私は大事なことを少しずつ、思い出してきたような、そんな気がしています。
私は始めから、この内なる「神」と一緒にすべての計画を立てて、それも最高の喜びの中でそうして、ここへやってきたということを。私のマインドの内側、静けさの中で降りていくと辿り着くその場所に、その輝く光の泉が、内なる「神」が、今もまだそこにいるということを。
その場所に、すべての良いアイディアがあるし、その場所に、私を「ああ、大丈夫だ」と思わせてくれる、完全な雰囲気があります。
そして心から「大丈夫だ」と思えていることが、いかに大切かということは、ロジカルな、科学的なお話としてもよく言われていることです。
メンタルを良い状態に保つことの重要性が、科学的にも証明されてきているというのは、本当に素晴らしいことですよね。
でもそこから一歩踏み込んで、マインド、意識、心、魂、精神……類義の言葉としていろんな名付けがされていることですが、いわゆるこれらの、生命の非物質的な方の属性を、「生産性を上げるためのツール」や「脳の活動の結果」ではなく、「実在の本質」であると捉えるのがスピリチュアリティです。
だから「神」に近づくというのは、個々のマインドの内側に、物質に依存しない、純粋にメンタル的な領域を発見するということでもあるわけです。
さて、よく勘違いされていることですが、内なる「神」に呼びかけ、その声を聞くために、既存の・または新興の、宗教や組織に入信する必要はありません。
それから、「神に呼びかける」というと、運任せの神頼みで、たとえば「宝くじに当たりますように」とか「いい会社に転職できますように」なんて拝み倒すようなイメージがあるかもしれませんが、それも違います。
それは、「神」に、エゴの欲望や恐れを「押し付けている」だけであって、「呼びかける」こととは違います。
この場合、喋ることよりも聞くことの方がずっと重要な能力になります。
私はこれがしたい、私はこれが欲しい、私はあれが怖い、とわめくのをやめて、いちばん静かで、精妙な、軽やかな声に、耳を澄ませる。
押し迫る「外側の世界」の喧騒から離れ、目を閉じて、ゆらいでいない場所にチューニングを合わせる。
それが「神」に呼びかけ、「神」の声を聞くこと。
個人で、誰でも簡単にできる、神聖性に近づく方法です。
Crossing 岡崎直子
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きっぱりエゴを手放すことにコミットする
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コラボレーションプログラム
【ホメオパシーとアストロロジー】
スピリチュアリズムの基礎の基礎、バイブレーションの法則について、占星学を通して解説する予定です。
小石と、それとそっくりな姿をした植物の種は、外見こそ似ていても内に秘めた可能性において大きな違いがあります。一粒の植物の種は、広大な野原を緑で埋め尽くす可能性を秘めているのです。(シュタイナーの言葉より)
これを、スピリチュアリズムでは「バイブレーションが異なる」と表現します。
今にも開花しそうに膨らんだ花の蕾や、茶色く分厚い木の皮を突き破って萌えいづる新芽に、内から震えるエネルギーのようなもの、微振動のようなものを感じたことがある方もいらっしゃると思います。
この考えを元にすると、人間とは、本来ひとつの宇宙を創造するくらいの可能性、バイブレーションを持った存在だと言われています。
ホロスコープは、そうした人間の多層化したバイブレーションを示した図です。
ホメオパシーの専門家のお二人とコラボしますので、肉体レベル、マインドレベル、そしてスピリチュアルレベルまで、幅広い視野で、病を手放し「自然体」の生命力を取り戻す方法を学べると思います。
日時:2024年5月25日(土)13:00-18:00
会場:神戸市元町駅近くの会場&オンラインで開催(※どちらで申し込んでもアーカイブ1か月間有り)
主催:奥 敬子、ホメオパスCHIHIRO、岡崎直子