河野直 プロフィール
はじめに
こんにちは。河野直と申します。つみき設計施工社という変わった建築の会社と、The Red Dot Schoolという変わった建築デザインの学校をやっています。2つの組織での活動は、こちらのリンクからご覧ください。
▷ つみき設計施工社 活動ポートフォリオ(2MB)
住む人と作る人が「ともにつくる」参加型リノベーションを専門とする工務店です。2010年7月の創業から400回以上のDIYワークショップを実践。下記ポートフォリオで、つみきの立ち上げ期から現在までの活動を総覧いただけます。
▷ The Red Dot Schoolウェブサイト
「デザインを通じて、自由になる」をミッションとする建築デザインスクールを、パートナーのBryan Ortega Welchと創業。日米を舞台に、2022年本格始動。
以下は個人の来歴・実績などをまとめたものです。
無断転載はご遠慮ください。
来歴
1984年に、瀬戸内海の風景が美しい三原市というところで生まれました。週末はよく家族や友達と最寄りの島に釣りに行ったりしていました。中学は卓球、高校は軟式野球部でした。今も釣りもスポーツも好きで、近所の子どもたちとたまに遊んでいます。三娘の父です。
学ぶことに時間を惜しまない父と母の姿を幼いころから身近に見て、今も知らないことを学んだり、考えることが好きです。長い時間黙って、人のお話を座って聞くことは幼いころから苦手です。真面目な10代を過ごしたつもりですが、高校でも大学でも授業中は、1ページもノートを取っていません。
まず自分でやってみる、立ち上げてみる、飛び込んでみる、の方が好きです。そうすると、分からないこと、自分に足りないことがよく分かります。未知の世界と出会うと、もっと学びたい、わくわくした気持ちが湧いてきます。大学院を休学して突然スイスへ行って働くと決めたことも、どこにも就職せずに妻の桃子とつみき設計施工社を起業したことも、今振り返ると、そんな自分にとっては自然なことだったのだと思います。
ここ10年は、「ともにつくる」ということを考えてきました。建築という一人ではどうしようもないほど大きなものを、役割を越えて学び合い、ともにつくるという取り組みです。数百を超える実践を重ねてこれたのは、毎回新しい発見があったからです。
そして今、「ともにつくる」ことと同じくらい、「つくる」ことについても考えようとしています。哲学者の池田晶子さんは、何かが本当に「分かる」とは、その人の生き方・考え方が変わることだと言います。東京大学でのレクチャーに「つくるとは、」とテーマをつけさせてもらったのも、この言葉が根底にあります。人が「つくる」ということを、もっと分かりたい。
私は18歳のときに偶然、建築学科という分野を選び、今もその延長にいます。建築という分野に軸足を置きながら、「人や社会にとって本当に大切なことを分かりたい」、そういう思いを持っています。考えを尽くせば、本当に大切なことはとてもシンプルなことだ気付けるのではないか、そんな気もしています。
自分だけの問いを立て探求をはじめることで、人は自由になっていくのだと思います。ブライアンと立ち上げようとしている建築の学校The Red Dot Schoolは、そのための場所です。「デザインを通じて、自由になる」という言葉をビジョンに置いて、準備を進めています。
最後に、母の影響で料理が好きです。料理が好きというよりは、料理をしている時間が好きです。料理をしている時って、夢中になって、あたまが空っぽにできる。あの感じ、もし共感してくれる人がいたら嬉しいです。
メディア・取材協力
初めて取材を受けたのは、ウェブマガジンgreenz.jpでした。以降、ウェブ・雑誌・新聞・テレビなど50以上の媒体でメディア出演・取材協力をさせていただいています。
[実績例] greenz.jp/毎日新聞/朝日新聞/産経新聞/行徳新聞/中国新聞/新建新聞/建設産業新聞/リノベーションジャーナル/リクルート住宅総研出版「2025年の住まい」/Home’spress/デューパ/建築知識/住む。/新建築/PEN/NHK教育/NHK/テレビ朝日/三原ラジオ/VOX POP/Yahoo!ニュース 他多数。
▷取材依頼はこちらからお願いします。
関連書籍
▷ともにつくる DIYワークショップ
(河野直+河野桃子 著・ユウブックス出版)
DIYワークショップのノウハウが詳しくまとめられた世界で初めて(たぶん)の本です。事例やイラストを交えながら書きました。つみきの活動をもっと知りたいという方には、最初に読んでいただきたい一冊です。
▷直しながら住む家
(小川奈緒著・PIE INTERNATINAL出版)
執筆家である小川さんご家族の家づくりエッセイです。後半には、つみき設計施工社との、ともにつくる家づくりの様子が美しい写真と文章とともに描かれています。
▷リノベーションプラス 拡張する建築家の職能
(松村 秀一, 馬場 正尊,大島 芳彦 監修・ユブックス出版)
「メディア」「都市」「事業企画」「不動産」「運営」「施工」「法規」の7つをテーマに、リノベーションを仕事にする手法について話を聞いたインタビュー集。河野直・桃子は「施工」の回でロングインタビューが掲載されています。
講演・出演
初めての登壇は、渡邉浩昭先生にお招きいただいた秋田美術工芸短期大学での2日間に渡る授業でした。それから現在に至るまで、国内・海外の大学・企業・団体などでお話をさせていただいています。
▷「ともにつくる」というコンセプトに共感いただけましたら、規模などや団体の種別に関わらず、登壇や出演をさせていただいております。日本語/英語でお話ができます。講演内容は、建築設計・講評・建設業・リノベーション・まちづくり・起業など様々です。講演依頼・ご相談はこちらからお願いします。
教育・研究
受賞
プロフィール文章
[150字程度]
京都大学大学院建築学修了後、26歳の時にどこにも就職することなく、「ともにつくる」を合い言葉に「つみき設計施工社」を起業。市川市を中心にDIYワークショップを400回以上実施。著書に「ともにつくる DIYワークショップ」等。2021年東京大学建築生産マネジメント・連続レクチャー「つくるとは、」ディレクター。3児の父。
[200字以内]
1984年広島県三原市生まれ。京都大学大学院修了後、26歳の時にどこにも就職することなく、「つみき設計施工社」を起業。 「ともにつくる」を理念に、住む人と作る人が、ともにつくる「参加型リノベーション」を展開。市川市を中心にDIYワークショップを400回以上実施。著書に「ともにつくる DIYワークショップ」等。2021年東京大学建築生産マネジメント・連続レクチャー「つくるとは、」ディレクター。3児の父。
[300字以内]
1984年広島県三原市生まれ。学生時代に大工の手もととして町家改修の現場に従事。スイスでの設計事務所勤務を歴て、京都大学大学院修了。26歳の時にどこにも就職することなく「つみき設計施工社」を河野桃子とともに千葉県市川市にて起業。 「ともにつくる」を理念に、住む人と作る人が、ともにつくる「参加型リノベーション」を展開。市川市を中心にDIYワークショップを400回以上実施。かかわるすべての人で、同じ喜びを分かち合える、建築の仕事をもっともっと創っていきたい。著書に「ともにつくる DIYワークショップ」等。2021年東京大学建築生産マネジメント・連続レクチャー「つくるとは、」ディレクター。3児の父。
(おわり)
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