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発達凸凹の息子⭐小学校生活(通学編)

「私、息子と一緒に
小学校に通うつもりで頑張る!」
息子の小学校入学が決まったとき
私は家族にこう言いました。

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発達凸凹の中学2年生の息子がいます。
息子が地元の小学校(在籍は特別支援学級)に
入学した頃のお話です。

息子は5歳のとき
自閉症スペクトラムと診断されました。
4歳から療育施設に通いながら
5歳からは地元幼稚園にも通いました。
その様子から
息子は人と関わるのが好きだとわかり
入学前に小学校を見学したときの様子を見て
小学校に通うことに決めました。

とは言え
親としては心配しかありません。

心配なことは
ひとつひとつ確認して
一緒にやっていくしかない。
それが
その当時の私にできる、精いっぱいでした。

入学式は
小学校にお願いして
前日に体育館で練習をさせてもらいました。
無事入学式に参加することができました。

いちばんの課題は登校です。
家の近い子供達との登校班で通います。
班の子供達には
うちは毎日付き添うのでよろしくお願いします
と挨拶しました。

1年生の身体にランドセルは重い。
歩き始めて、すぐに疲れたと愚図る。
少しは軽くなるかなと思って
ランドセルの持ち手を持ってあげる。
それでも途中で愚図り
ほかの子供には先に行ってもらい
何とか歩くよう励ます。

やっと小学校に着きます。
ふう…
朝から子供の面倒を見ながら1km歩くのは
40代の身体にはきつかった(笑)
これがしばらく続くのか…と
気が遠くなったのを覚えています。

最初は帰るときも一緒に歩いていましたが
私は朝→1km往復で2km
  帰→1km往復で2km
さすがに体力が持たなくて
帰りは車で迎えに行くようになりました。

ほかの子供達とのやりとりは
ちょっと楽しかったこともありました。

何でお母さんが一緒なの?と聞かれたり。
いろんなこと言ってくる
ヤンチャなタイプの子供もいる。
そんなとき、大人としてどう答えよう?と
考えることもあった。
時には
雨が降っているのに
傘を持っていない子供がいて傘を貸したり。
お腹が痛くなった子供と
近所のお家にトイレを借りに行ったり。

息子と一緒に小学校に通いながら
他の子供達も見守り
少しだけお母さん力がついたかもしれません。

ランドセルの重さを痛感しながら
体力がつくように
歩くように子供を励まし続ける。
通学路の楽しみや危ない箇所を知る。
雨の日の通学の大変さを感じる。
真夏には
アスファルトの危険なほどの暑さを知る。
平坦ではない通学路を
息子だけではなく
ほかの子供達も
それぞれ体調とか気分だとか
いろいろありながら
頑張って登校している。

それを知って
感じることが出来ました。
皆頑張っているんだね、皆すごいんだね。
うちも親子で頑張ろう!
って思いました。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。



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