小町2丁目 : カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ 堀内 隆志さん
「日曜日が待ち遠しい」café vivement dimanche。
このGWに26周年を迎えた、鎌倉のみんなが愛する場所ディモンシュが、鎌倉コーヒー図鑑に参加してくださったこと。個人的には、じんわり嬉しかったなあ。
(愛する、プリンパフェ)
さて、では堀内さんに、お話を伺ってみましょう!
Q 今回のコーヒーは、どんなお豆を?
ブラジルにしようと思っています。ディモンシュで一番人気のシングルオリジン。一番は、僕がブラジル音楽が大好きで、ブラジルコーヒーに思い入れがあるから。ブラジルで一番生産量の多いエリアからの豆です。ブラジルは世界で一番生産量の多い国なので、ブラジルで一番ということは、つまり、世界で一番生産量の多いエリアでもある。その地域の南の方に位置している「サンタカタリーナ農園」のものです。2000年から始まったCup of Excellenceの第1回に、第1位を取っている農園で、これはもうずっと、しばらくディモンシュの定番。特別に年間契約をして、取り寄せています。
味わいは、ローストナッツとブラウンシュガーの風味。新豆に若干フルーティな雰囲気も残っている。ナチュラル精製。ムンド・ノーヴォと、カトゥアイが植わっている畑のロット。コーヒー豆は、一つの畑の中で、エリアごとにいろんな品種が植えられているんです。
焙煎ですか?フルシティロースト。中深煎りですね。僕は直火の焙煎機を使っていて、これは今の時代では珍しいと思います。元々、目指していたロースターの人が使っていたんです。彼のもとで、自分の目指す世界がはっきりしたので、今でも僕は、直火で。直接火に当たって、香りがパッと出やすい。いい点なんですが、直火は難しくて、気をつけないとすぐ焦げる。直火らしい香ばしさを楽しんでもらえればと思います。
Q おすすめの淹れ方は?
お店では、円すいのドリッパーで淹れています。
なんでもいいです。お家で楽しんでもらえれば。
気をつけるといいのは温度。85−86度ぐらいの温度で落とすと、丸みも出る味になります。少し低めの温度で落としてもらうといいと思う。
(朝ディモの、愛するワッフル&カフェオレ)
Q 店主のこだわりを教えて下さい。
お店をやって26年。人それぞれ、いろんな楽しみ方をしてほしい。
ある人にとってはコーヒー屋。ある人にとってはパフェ屋。ある人にとってはオムライス屋。それでいいんだと思っている。いろんな人が、ここで過ごす時間が、 いい時間だったと思ってくれるといいなと思う。
Q コーヒーの未来について
未来・・・。わかんないなあ。そうねえ。
年々コーヒーは、精製方法とか品種とか、新しいのがどんどん出てきているので、そういうものもチャレンジして取り組んでいきたいなというふうに思ってますね。
その一つが、今、アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)というやり方のコーヒーを、去年今年コスタリカに買い付けに行ったんですけど。なかなか面白いコーヒーだったりするので。そういうのも取り入れていければいいなと思います。
Q 店主って、どんな人?
「映画とフランスとブラジル音楽が大好きな、ちょっととんがった、カワイイお兄さんです。」
by 鎌倉の飲食店店主 Iさん
カワイイお兄さんとの楽しい時間を、ありがとうございました!
日曜日も待ち遠しいけれど、#Stay Homeも美味しいけれど
自粛が終わって、ディモンシュでオムライスを食べる日が待ち遠しい。。。
そんな近い未来を、心から楽しみにしています。
fin.
■店舗情報
カフェヴィヴモンディモンシュ/café vivement dimanche
住所:鎌倉市小町2丁目1−5
業態:カフェ、コーヒー豆・グッズ販売あり
営業時間:朝ディモンシュ8〜11時、通常営業11〜19時
定休日:水曜日・木曜日
通販:オンラインショップあり(http://dimanche.shop-pro.jp)
*自粛期はカフェ休業中。オンラインショップのみ。
『鎌倉コーヒー図鑑』
鎌倉の愛される焙煎家7人の豆を飲み比べられる、鎌倉ローカル協働住民が作ったアソートパック。もちろん、ディモンシュさんも、ご参加下さっています!
鎌倉まちごとオーケストラで、お取り扱いしています。(*時期限定)
HP : http://k-machioke.site
Facebook: 鎌倉まちごとオーケストラ
Instagram : kamakuramamachioke
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