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鎌倉湘南 : Bring me Shonan 望月 光さん



気候変動の未来と、コーヒーを考える。
コロナ時代をどう生き抜くか。一方で、地球と自然と地域、なにより、子どもたちの未来のために、小さくとも、SDGsの実現にむけたアクションを続けることは決して止めたくないね♫と、私たち鎌倉まちごとオーケストラは考えています。

自然環境とコーヒー。
今日は、そんなお話も、伺ってみましょう。

 

    (*写真はほぼ全て、Bring me Shonan HP様より、お借りしています)



■ 日常にマイボトルを持ち運ぼう! 


Bring me Shonanは、「カフェで出る使い捨てカップごみを減らしたい」という想いから生まれた、湘南鎌倉のコーヒー屋が立ち上げたボランティア団体
です。
代表の望月さんは、コーヒーの焙煎家で、お豆の販売もされています。

https://bringmeshonan.org

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(自宅でいらなくなった、ボトルやマグカップを集め、イベントやお店で活用!)



Q 今回のお豆は?


パンチの効いた、メキシコ。中浅煎り
です。他のみなさんには決してない味わいです。ある意味、実験的なお豆。ナチュラルフレーバーが強い エキゾチックな甘い香り。ブラックベリーやブルーベリーが、少し重たくなったような印象。ワイルドで、味わいがダイナミックすぎて、調和がとれているかと言われればそうでもない笑 面白さは、きっと一番!

ナチュラルプロセスという精選方法です。コーヒーの種のまわりの実や外皮をつけたまま乾燥させ、発酵させるので、独特のフレーバーが生まれます。ベリーとか、華やかな甘みを強くしたり、ふだんとは全然違う味わいになります。ブラジル・メキシコ・ニカラグアなど、何種類か手持ちがあるんですが、お客さんに楽しんでいただくために、今回は、他の方が選ばない豆をお出ししようと思っています。


Q 淹れ方のおすすめは?

一押しは、「茶こし」ですね! 楽でいい。
適当な入れ物に、粉を入れて、お湯を入れて、4分待つ。
茶こしで濾して、1分ジッと待つ。下の方に粉がたまってくるので、最後まで飲みきらないで、上の方を飲む。

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カンタンで、何もなしでも飲めます。
実際、なんでもいいんですよね。キッチンペーパーでも、布でも、通ればいい。僕はアウトドアガイドをやっていたので、「あるもので何とかする」という気持ちが常にあるんです。そんなご提案を、今回は、みなさんにも楽しんでもらいたいと思ってます。


Q 店主のこだわりを教えて下さい。


僕はもともと湘南のコーヒー屋さんに勤めていたんですが、鎌倉に来る前、沖縄の西表島で6年間、お店をやっていたんですね。レストラン&カフェ。観光客をターゲットにはじめたけれど、最終的に、地元の人で溢れるお店になりました。

サスティナブルで、トレーサビリティ・クオリティのあるもの。「基本的にわかるもの・距離が近いもの・顔が見えるもの」しか取り扱いしないお店でした。コーヒーと同じクオリティのものを揃えて。基本的には沖縄、少し九州。魚は自分で獲ったもの、にわとりは石垣島の地鶏・・・。ケーキは大変なんですよ。島には何もない。卵・小麦粉・クリーム・・・全部揃えて、全部一から作らないといけない。毎日、全力投球でしたね〜。

だから今でも、Bring meは、収益の一部を慈善活動に募金するコーヒー豆なんです。


■ Bring Me :イリオモテヤマネコ・コーヒー

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自然溢れる西表島に住む天然記念物”イリオモテヤマネコ”
Bring Meは、これからも希少な動物や自然を守るため、活動する方々へ売り上げの一部を募金するコーヒーです。
焙煎度は中煎りで旬のコーヒーを使います。



Q コーヒーの未来について、どう考えていますか。


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2050年問題。
気候変動や温暖化で、2050年には、今みたいなコーヒー豆は取れなくなると言われています。
いつまで飲み続けられるか分からない、心配があります。

コーヒーは一番高いボリビアで、標高2,000mぐらい。標高が高くならないと美味しくならないのが、コーヒーなんですね。基本的にコーヒーの実はフルーツなので、寒暖差があることで、独特のフレーバーが生まれ、実の複雑さも生まれる。気候変動で温暖化が進むと、この条件が厳しくなるんです。今、ブラジルでは800〜1200mの標高でコーヒー豆は収穫されている。これがもっと高くならないと、同じ環境が整わなくなる・・・。

そんな気候変動問題、温暖化への1歩として、Bring me活動もある。

ポジティブな話を、もう1つすると。バリスタという職業は、なくなっていくんじゃないかなと思う。今、機械はとても優秀ですもん。これからは練習しない若い子のコーヒーは、残念ながら、機械に負けていくと思います。コンビニのコーヒーに負けていく。
一方で、人が作ったコーヒーの価値は、より高まると思っています。コロナがあって、今、僕たちもみんなも本当大変ですけど、そんな中で、互いに繋がっていく・コネクトしていく価値を、みんなが感じたときでもあると思う。一杯の価値が高まる。中途半端なものは残れない。愛のあるコーヒー、愛のある人だけが残っていく。それが僕の思う、コーヒーの未来。

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地球とコーヒーと愛。
まずは、茶こし珈琲から、試してみたいと思います。
My Bottleも持ちながら、イリオモテコーヒーで、西表島に想いをはせる。
そんなEnjoy Home♫の楽しみ方も、いいね。


fin.



■店舗情報
Bring me Shonan
業態:オンライン通販 & ボランティア団体
通販:オンラインショップあり(https://goodcoffee.theshop.jp)
Bring me活動:https://bringmeshonan.org


『鎌倉コーヒー図鑑』
鎌倉の愛される焙煎家7人の豆を飲み比べられる、鎌倉ローカル協働住民が作ったアソートパック。もちろん、Bring me Shonanさんも、ご参加下さっています!
鎌倉まちごとオーケストラで、お取り扱いしています。(*時期限定)
HP : http://k-machioke.site
Facebook: 鎌倉まちごとオーケストラ
Instagram : kamakuramamachioke



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