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ゼロから始める⑤ 同業という存在

こんばんは😊
ゼロから始める 5話目のお話しになります
ここまで読んでくださり
ありがとうございます

サロンを始めてからというもの
次から次へと色々なことが起こり
その度に成長してきたなと思いますが

前回の記事で書いたように
先始動1ヶ月目からの復活により
そこからは右肩上がりに行きました



その間、私がしてきたことといえば
一貫して
目の前に来てくれた方のお身体に
何が起こっているんだろう?
それは、なぜ起きたのかな?
を探ることをしていってました
1年でね約1000人くらいを観て行ったと思います

すると
だんだんとデータというか
傾向が見えてくるわけ

2年くらいした頃には
触れてみての筋肉の質とか
凝りの場所とか
体型とか姿勢とか
そこから
どんな生活でどんなことを思い
どんな思考回路をしてそうかな
ということが段々と見えてきて


主人も一緒に学び始めてくれたこともあり
私の観てる観点と主人の観てる観点での違いとかも見えてきて
2人でデータをひたすら集めました

そんなこんなで2年ほど経った時
主人の前職の時のアルバイトだった子が
一緒に働きたい
と連絡をしてきて

私達も
これまで集めたデータを元に
人に伝えることを
してみても良いかもと
受け入れることにしたんです


そのタイミングでね
次なる関門は起きました

サロンの場所は
階段(それも、かなり急な)で4階
正直、自分たちも登ってくるのに
3階くらいで
一旦止まるんですよ
そこから、4階まではもう一踏ん張りがいるわけ

でね、数ヶ月前から3階が空いてたんですが
ある日、ビルの管理会社の方が来て

「3 階に入りたいという方がいるんですが
マッサージ業のかたなんです
一応、お伝えだけしとこうと思いまして」

とのこと

、、、

ええと、、、同じビルの
しかも階段のビルで
自分たちの下の階に同業が入る?

それを聞いた瞬間は

は?それって有りなん?
普通、同じビルに同業、入れる?
と怒りが込み上げて爆発しましたが

冷静に考えてみると
怒ったところでしょうがないというかね

大家さん的には

嫌なら石濱さんのところで3階を借りてもらうか
それか出てってくださってもけっこうなので

という感じなわけで

もともと、市場調査みたいなこともしたことないし、恵比寿に出したことさえも思いつきだったし

他がどうしてるかとか何にも考えてなかったので
それまで同業者の存在を意識したことは正直、全く無かったんですよね

その時、初めて「同業者」という存在を
感じました


その時にね
すんごい考えたんですが
わたし
3階に入られるのが
めちゃくちゃ脅威に感じてたのです

入られるくらいなら
それこそウチが3階借りちゃえばいいんじゃん?
とかも本気で思いましたし
借りてどうすんの?って話しですけどね😂


でもね
その時に思ったんです

あれ?そもそも、なんで
こんなにも私はそれが「嫌」なのか
怖がってんのか

それを考え尽くしたら
あれ?ってなって😊


なんだか脅威に感じてるけど
、、
私達のしてることが間違ってなければ
というか私達のしてることが世の中に
求められてるのなら

3階通り越して4階まで
必ず上がってきてくれるはずだし
これまで
そうやって
ここまでやってきたじゃん


それと
そのタイミングで私達のやってることに
共感して一緒にやりたい
という子が現れてる
という事実があるわけで


なんか、私達なら大丈夫じゃん?
むしろ
このビルにお客様、集めてくれて
ありがとう!

このビルに上がってくる
お客様を増やす手伝いをしてくれるために
入ってくれる
ありがとう!

なんだか思えたんです


それで
どうしたかというと

これまでベット2台でやってきたので
1人スタッフが入るとベットが足らない
という問題も同時に起きてたのもあるし

これは
サロンを大改装しようと
そして新たな癒楽としてスタートだね

改装して自分たちのサロンを充実させることに
注力することにしました

でも
今思えば開業2年目にして改装ってね😂


税理士の先生には
改装ですか、、、2年で、、、
そうですか、、、
やっと
事業資金の余裕、出てきたと思ったんですけどね、、結局、またこれで振り出しですね😅
と言われましたけど


1ヶ月弱、お店を改装のため休業にして

創業時に入れていた
ゲルマニウム温浴とかを
やめて施術オンリーにメニューを変えてね
パテーションとかの内装を変えて
ベットを3台に増やし

その間に
スタッフの子の研修

スタッフとして初めて採用した子は
はなからビジョンを共有してたし
私や主人の観るポイントを
みるみる吸収して
あっという間に即戦力になっていきました

癒楽は
私と主人とその子の3本柱が出来ていき

3階にはストレッチ屋さんが入りましたが

お客様は
ちゃんと4階まで上がって来てくださり
3階が入っても
何も影響は無く
むしろ業績は伸びたわけです



この体験をするまでは
自分がしたいこと
自分がしてること
目の前のお客様と関わること
そこにしか眼が向いてなかったわけですが

この時に
「同業者」の存在を感じ始めたのは

今思えば
階段で4階に上がって来てもらってる
ということが
どこか、申し訳ない
というか
これが無ければ
みたいな、
自分達の欠点と思っていたことを
見事に突かれたから

今、あの当時
階段を登って来てくださってた方々に聞いても
あの時は
階段登っていくことが
苦ではなかったよと
皆さんおっしゃってくださいますし
たぶん、あの時も
そこまで気にしてる人は
あんまりいなかったんだと思うんですが
自分たちが
自分たちの欠点と
そう感じていたことが
他者の眼、他者と比較する
他が気になり始めたことへと
繋がったんだろうと思います

でも
そのおかげで
自分たちのしてきたことへの
自信度が上がったし
これで良かったんだと
思いなおすことが出来たんですよね


実は
3階に入られた
ストレッチ屋さん
とは
移転後も同じビルという
なんとも不思議な縁になったんですよね
昨年、コロナの影響で
事業を止められましたが
最初はバチバチだったオーナーさんとも
最後は健闘を讃えあえて
お別れできたと思います😊


今回はね

ここまでにしておきます


この間に引っ越しをしまして
その時のエピソードも
たぶん、私達ならではの体験と思うので
そのお話しをしようかと😊


今回も
読んでくださり
ありがとうございました😊


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