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ゼロから始める⑥ 物件の見つかり方


今回は番外編というか

このマガジンでは
私の起業してからの体験エピソードの中でも

「普通」に考えたら、起きないだろうこと
でも
何とでもなっちゃっうよ
をエピソードを通してお伝えできたらな
と思い書いてみてるわけですが

このエピソードも
ある意味、無茶苦茶な出来事だったので
書いてみようかと😊


新たにスタッフが加わりまして
その子もフルで私達と同じ時間帯で
働くことを可能にするのに
電車を使わずにお店に来れる場所に
3人とも引っ越ししをしよう
という話しになったんです


それで
早速、不動産屋さん周りをし始めました

この時点で
開業して3年目、法人化して半年
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
そうなんですよね
法人として
決算、1期も終えてないんですよ

特に恵比寿の物件賃貸事情は
なかなか厳しく(人気の高い場所なので)
大家さんも余裕がある方が多いのです

個人で始めても、まだ3年
法人化しては1期も終えてない
ということは審査に
出せる決算書が無いわけです

不動産屋さんに行って
そのことが重要なことを
初めて知りましたが
現状はなかなかシビアでした

まぁ、例のごとく予算も無かったのでね
予算内で借りれるところは
駅から遠いか
かなり年季の入った物件か

それでも大家さんの反応はシビア

でも
やっぱり、この時も
恵比寿に住んで歩いて出勤してる自分たち
に現状なってないことの方が疑問だったくらい
引っ越しが当たり前に感じてて
だから
自分たちの今にぴったりの物件は
必ず出会えると思ってるから
焦りも全くなくて

毎日、違う不動産屋さんを訪ねてて

でも一つ
あーそうかと現状に対して
現状を受け入れて、納得したのが
これで

スタッフの分もとなると見つかるのが
程遠いのと
その子も既に
家族同然くらいに面倒をみていく
そんなつもりでいたし
その子も望んでくれたこともあり
うちに下宿みたいな感覚で
3人で住むことも視野に入れて探そう
ということにしたこと
でした


今思えば、この発想が
後々の波乱を生み出したと思いますが
それは
また、かけたら書きます。


そんな感じで毎日、出勤前に不動産屋さんへ行く
みたいな日々を送ってある日

いつものように、不動産屋さんのドアを開けようとしたところに、声をかけられました

「あれ?癒楽の先生たち
何してんの?
部屋、見つけてんのかい?」

え?と振り返ると
主人のお客様
ここ何回か続けてきてくださっる
年配の方がそこに

聞くと
その方は恵比寿に物件をいくつも
持ってらっしゃる方で
空いてる部屋がいくつかあるよ
とのこと
それで、先生たちなら貸してもいいよ
とのことでした

それは、その時の私達にとったら
願ってもないことで
でも
とはいえ、場所や間取り、家賃?
なんにも、わからなくては決められないですし
そもそも予算が相場よりもかなり低いわけで

まぁ、一回見においでよ
となり

着いていくと
場所はお店から歩いて7分ほどの激近!
しかも昨年立て直したばかりの
ほぼ新築マンション 

「この部屋はさ、オレの趣味みたいなもんだから
他の部屋とは内装違うんだよ。水回り広いだろ?風呂が狭いの嫌えなんだ。フローリングも普通と違うだろ?水回りの床は大理石入れてんだよ
まぁ、景色は見えねえけどさ
それくらいは良しとしてよ」
とのことで


たしかに、、床、、大理石デスネ
たしかに、、フローリングの作り、見たことありません、、
間取りの半分以上が水回りですね、 、
ていうか、めちゃくちゃ綺麗!

たしかに窓から見えるのは壁で
景色は見えないけど
角部屋で3方向に窓もあり
風、抜けるし
IHだけど、、
それくらい。
いやいや言うことなんて何も無いです。。


それで、その時その方に
言われたのが
どんなに仲が良くてもさ
スタッフと一緒になんて住むもんじゃ無いから
もうひと部屋、別の物件に空きあるからさ
スタッフは別の家にしなよ
とスタッフの分の部屋まで見つかった

でも
予算が、これくらいしか無いんですよ
と正直に伝えると

「今はそれでいいよ、先生たちならさ
そのうち稼いだら払ってくれれば」とのこと

もう、これは
お言葉に甘えよう

貸していただくことにしました

そんなこんなで
元々のその部屋の家賃よりも4万ほど安い値段で
予算内で
私達の家とスタッフの家
どちらも
貸してもらえることに
なったわけです


思い出してくださいね
スタッフを下宿させて住む
という案は、現状を受け入れての妥協案

現実は
私達とスタッフは
別物件、しかも全部合わせて予算内
という結果になったわけです


この体験で
妥協って
する必要ないんだということ
教えてもらえました



それでね

開業する前に
実は中目黒のお花見に
主人と行って
そのまま代官山まで歩いて散歩してたことが
あって
その時に入ったカフェが
とても綺麗な夕陽が入るカフェで
この辺、すごく気持ちいい場所だね
いつか、この辺りに住めたらいいね〜
なんてフワッと言ってたことがあったんです

引っ越しして
家の周りを散歩してたら
なんと目と鼻の先に
そのカフェがあったんですよ🤣


本当に住めちゃったネ

流石にこれには
びっくりしました


住みたいねと言いながら
住めるように、頭でいくら考えて
策を練っても
たぶん住めてなかったわけで

でも叶う時って
ほんと
想像を超えた手段で叶うし

結果、叶ってるし
結果、そうなってる


起業を決めてから
このことを何度も何度も
体験してきましたが
この出来事でも体感しました



この大家さんとは
後々に、まぁ色々とあり
今は縁は切れてしまいましたが

今となれば
起きてることは
必然で

結果、万事okなことばかりダネ
と思います😊



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