子育て世代におすすめな子供乗せ電動アシスト自転車とは? ~選び方のコツをまるっとご紹介~
子供を乗せているのになぜか楽そうに走っているのは電動アシスト自転車のおかげです。
様々なメーカーから発売されている子供乗せ電動アシスト自転車ですがいったいどれがいいのでしょうか?購入前におすすめや選ぶポイントを整理しておきましょう。楽で便利ですが乗車中の危ないことや注意することを確認しておくと良いでしょう。
子供乗せ電動アシスト自転車の選び方
子供乗せ電動アシスト自転車を選ぶポイントを整理しておきましょう。
タイヤのサイズ
小柄なママやパパなら20インチがおすすめです。なぜなら重心が低いので安定しやすく子供を抱っこして乗せたりおろしたりしやすいからです。
しかし、漕ぐ回数が多くなってしまうのと段差のあるところだと乗り越えづらいので注意しましょう。
背の高いママやパパなら26インチがおすすめです。漕ぐ回数が少なくて済みますし速度がでやすく子供が大きくなっても大人用として長く使用できるからです。
ただし、重心が高い位置にある為曲がる時に倒れやすいので注意しましょう。
実際に購入前に試乗してみて自分の体格に合うサイズを選んでください。
バッテリーの容量
子供を乗せて走るなら12〜16Ahがおすすめです。1回の充電で長距離を走れるのとバッテリーの持ちがいいからです。何度も充電しているとバッテリーの劣化が進むので、なるべく充電する回数を少なくしたほうが良いでしょう。
充放電を700〜900サイクル行うとバッテリーの持ちが新品の時の約半分にまで低下します。
※1サイクルとは満充電にしたバッテリーを残量が0になるまで使用し再び満充電にする一連の行程のことです。
家の近場しか行かない、たまにしか使用しないのであれば1桁のAhを検討するのもいいでしょう。
予算(バッテリーが高価)
大体の予算は下記の通りです。
自転車本体 約14~16万円
子供用ヘルメット 約3000円
雨避けカバー前後 約15,000円
自転車カバー 約5000円
防犯登録 約600円
自転車本体価格はバッテリーの容量によって決まります。
防犯登録は購入時に必ずしますので別途かかります。
万が一転倒をした場合に、子供の頭を守る為にヘルメットが必要です。最近で
は大人でも着用の努力が義務づけられています。
子供が雨に濡れないようにカバーをしてあげるとよいでしょう。寒い冬に
は風よけになり、熱い夏には直射日光を避けられます。
電動アシスト自転車のメリット
車や公共交通機関のかわりとなる子供乗せ電動アシスト自転車にはメリットが多いです。
漕ぐ労力が少ない
坂道が多い地域に住んでいる方やアップダウンが激しい道を走行しなければいけない方には漕ぐ労力が少ないので電動アシスト自転車はおすすめです。特に漕ぎだす瞬間に電動アシストがかかるので普通の自転車との違いが体感できます。
子供を乗せても負担が少ない
前後に子供を乗せても電動アシストのおかげで体に負担をかけずに走行できます。
まだ未就学児の子供は毎日保育園や幼稚園へ送り迎えが必要ですし、なるべく体の負担を減らしてその後の仕事や家事に支障がでないようにしたいものです。
維持費がかからない
バッテリーが高価ではありますが、購入後は車のように維持費がかからないのが良いです。
メンテナンスすれば長く使用できる
倒したり、長い時間雨に濡らしたりするのは劣化を早める恐れがあります。自転車本体がふらつかないフラットな場所に駐車するようにしたり、なるべく屋根のある場所に駐車するようにしましょう。
また、タイヤの空気は定期的に確認したほうが良いでしょう。
乗ろうとしたらパンクしてた等の急な修理に対応してくれる業者があります。
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電動アシスト自転車のデメリット
電動アシスト自転車は、車や公共交通機関のかわりとなって便利ですがデメリットがあります。
かごが取り付けられない(3人乗りの場合)
このタイプの自転車は荷物を乗せるかごが取り付けられません。荷物はなるべく少なくしてかさばる物(お昼寝布団、着替え、おむつ、上着)は圧縮袋を利用して圧縮させて一つの鞄にまとめて、ハンドルのところにひっかけて走行します。
どうしてもかごが欲しい方はこのタイプもありますが、前方が見えづらく、運転しづらい可能性があります。
上記のタイプよりも前に乗せる子供の支えがないので(フレームだけで支えているので)やや不安定な感じがあります。
雨の日や荷物が多い日の乗車時
電動アシスト自転車は、雨の日や荷物が多い日は運転しにくくなるのがデメリットです。前日に天気予報や雨雲レーダーを確認すると何時ごろから雨が降るのかわかるのでこまめにチェックしましょう。
カッパの準備やチャイルドシートにカバーをかけるのも忘れないようにしましょう。取り付けや取り外しが面倒ならカバーは年中つけておいても大丈夫です。
直射日光や風があたる
真夏や真冬の走行は太陽の日差しや冷たい風があたるのでチャイルドシート用のカバーで遮りましょう。
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駐車しづらい
電動アシスト自転車は、本体が重いうえに大きく駐車しづらいデメリットもあります。普通の自転車よりも空間を十分とってから停めましょう。
子供乗せ電動アシスト自転車の前後にはチャイルドシートがついているので、駐車するときに幅をとります。
充電しないといけない
電動アシスト自転車は充電が必要です。バッテリー残量数が残り10%を切る(1目盛り)から満タンにするのに約4時間(※)程かかるので常にメインスイッチを確認して、バッテリーと残りのアシスト走行可能距離が、あとどのくらい残っているのか確認しましょう。
※充電待ち時間(バッテリー内部温度が充電できる温度に下がるまでの時間)は含まれていません
充電に適した環境があります。
・温度が15~25℃
・濡れてない場所
・直射日光が当たらない場所
・湿気がない場所
・フラットな場所
だいたいバッテリーの寿命は使用状況にもよりますが3~4年間になります。
電動アシスト自転車の注意点
購入する前に走行時の注意点を確認しましょう。
自転車を倒してしまうと故障の原因になる
凸凹がないフラットな場所で車輪止めをしっかりしましょう。乗せる時は後ろ側(体重の重い子)から下す時は前側(体重の軽い子)からにすると倒れにくいです。
ブレーキのかけ方
ブレーキをかける時は後輪ブレーキ(左)を先にかけてから前輪ブレーキ(右)をかけます。必ず前後ブレーキを併用しましょう。
下り坂や雨天時は前後ブレーキを共にかけて安全な速度に調節しましょう。
曲がる時
前に子供を乗せていると小回りができない、ハンドルを急角度で回せないので、大きく回りましょう。その時は対向車や人がきていないかよく見ましょう。
バッテリーの盗難
バッテリーの盗難に遭う可能性もあります。警視庁のデータによると、令和3年は314件の盗難が発生しました。バッテリーの値段は高いので買い直すと大きな出費となります。十分注意しましょう。
電動アシスト自転車のバッテリー盗難に注意 警視庁 (tokyo.lg.jp)
バッテリーを施錠する物もあります。
バッテリーロック 電動アシスト自転車のバッテリー盗難防止ロック (cb-asahi.co.jp)
ママにおすすめ!ヤマハの電動自転車を紹介
最後に、ヤマハの電動アシスト自転車「PAS(パス)」のおすすめポイントについて紹介します。
・頑丈素材で頭部を270度つつみこむヘッドレスト、フットレスト
・マグネットバックル
・ホッピングパット
・自動巻き取り式シートベルト
・ゆとりある居住スペース
・無理なくまたげる
・カバー付背面ポケット
・駐輪場でコンパクトに折りたためる機能
コクーンルームプラスを動画でご紹介
https://youtu.be/quyU35BR4ak
・繭型チャイルドシート
・胸までおおうフロントガード
・ホッピング肩パット
・ふわふわ肩当てパット
・長さを調節しやすいアジャスター
・ゆったり居住空間
・片手でらくらく開閉
スマートパワーアシスト
・坂道では自動でアシストをセーブしてくれるスマートパワーモード
・早く漕いでも空回りしない、途切れない
・のびやかでパワフル
・道路状況に応じて最適なアシストモードを自動で切り替えしてくれる
<特徴まとめ>
PAS(パス) ヤマハ(YAMAHA)の子供乗せ電動自転車のおすすめポイントを解説 Kiss mini un/Babby un | 自転車通販「cyma -サイマ-」人気自転車が最大30%OFF! (cyclemarket.jp)
ハグシート 後乗せチャイルドシート
ハグシートを動画でご紹介
https://youtu.be/rVv_t9ZGB5M
https://youtu.be/EsXHXUEtrqM
詳しくはこちらをご覧下さい。メーカー公式サイト
子供乗せ×電動自転車ヤマハPAS - 電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)
まとめ
子供乗せ電動自転車を購入する前にタイヤのサイズ、バッテリーの容量そして予算を考えて自分の体格にあった自転車を選びましょう。
大切に扱えば子供が成長し乗せなくなっても普段使いとして十分に活用できるところが最大のメリットです。
悪天候の日はスピードを落として安全に走行しましょう。最近ではバッテリーの盗難が多発していますので駐輪する場合はバッテリー専用のロックをしておくと安心です。
是非、お店に行って実際に車体を見て、可能であれば試乗させてもらって納得のいく購入をして下さい。