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入場料のかかるマーケットに多くの人が集まる訳。

最高のイベントに参加する機会がありました。
まずはイベントにおける『最高』とは何かを私の言葉で定義してみました。

【最高のイベントの条件】

①まずは一目瞭然な部分として以下だと思います。
・参加しているお客様の楽しそうな笑顔に溢れている
・出店側のスタッフも楽しそうである

②これも当然大事です。
・お客様の気に入ったものが見つかり、購入している
⇒結果として出店している各店舗、イベント全体として売り上げが上がっ     ている

③プラスアルファの部分として以下があると良いと思います。
・社会課題へのアプローチ
・SDGsへの取り組み

④これがあると更に良いイベントと言えると感じています。
・地域との繋がり
・出店者同士または出店者とお客様の繋がりが生まれる
・産地と繋がる

参加者として

私自身は、イベントについて語れる知識も経験もないのですが、出店者側として、また参加者としての肌感覚も含めて書きたいと思います。

今回参加したイベントは【PASS THE BATON MARKET Vol.15】です。
2024年3月9日、10日の2日間で多くの人が集まりました。

有料で参加するイベントですが、入場料は3タイプあり、寄付ができる『オウエン入場料』もあります。能登半島地震の被災地に対する支援となっています。
イベントの目的としては、『全国の作り手と共に、ものの背景にある想いや文化を届ける』となっています。

【お客様で溢れるブース】


一角には子供向けのエリアがあり、もの作りの現場で出る端材を使った工作ができます。多くの家族連れが楽しそうに参加されていました。
ベビーカーを押して参加するご家族も多く、とても賑やかでした。
外ではキッチンカーがランチやドリンクを提供し、選りすぐりのスイーツもあり舌鼓をうちました。

また今回は『ウツワのワルツ』という九州の焼き物のコーナーもありました。

【お手伝いした小鹿田焼ブース】

【最高のイベント】とは上記の条件を全て満たしていることで、
【PASS THE BATON MARKET】は圧倒的した。
『肌感覚』で居心地の良さを感じたり、また次回も参加したいと思えたりするような素敵な『場』を作る事。
この為に、工夫をこらし、時間をかけていると感じました。
今回、出店のお手つだいをしたブースでは数年前より少しずつ準備をして、当日を迎えたとの事でした。

『担当者が実際に現地に赴き、しっかりと商品や作り手を確認しながらコンセプトに合うものを探し、出店のアプローチをする。その後、オンライン、オフラインの打ち合わせを沢山重ねて当日を迎える。』

 このプロセスに何年もかけて、良い物と向き合い、深堀りし、信頼関係を築いて当日を迎えていることに感銘をうけました。

また、前日や当日も出店者同士がコミュニケーションを取れる工夫が多くみられました。ここから、出店者同士のコラボレーションや協業が生まれていく可能性の場がうまく作られていました。
前日の交流会も毎日の朝礼もにぎやかで楽しい時間でした。

たった2日間のイベントでしたが、おそらくは同様のイベントとは圧倒的な差のある来客数・客単価・売上高だったと思います。
お客様の熱気とたくさんのコミュニケーションに比例した高い売り上げである事は想像に難くないです。

最高だと思えるイベントに参加する機会をいただいて感謝しかありません。
まとめると単純に『楽しかった!』につきます(笑)
最後までお読みいただき有難うございました。

『社会福祉士+ビジネスマインド』で伝統×福祉に取り組んでまいります。
今後何か一緒に取り組んでみたいと思った方、また取材等に関するお問い合わせは、私のXかメールアドレス(minori@youyou-group.co.jp)までご連絡いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

関わる全てに感謝 川口奈緒子




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