日本人の働き方はロボット!?


これは私が実際に、外国人から言われた言葉だ。
とてもショックだった…..悲しい言葉だったが否定出来ない自分がいたからだ。

マルタに来て、老若男女・多国籍の人達と話す機会が多くある。
私はそこで必ず日本のイメージ+日本の仕事のイメージを聞いている。
日本へのイメージは、礼儀正しく、治安が良く、日本食が好き、日本文化が好き、日本に行ってみたいと好印象すぎるほどのプラス意見が飛び交う。
仕事のイメージを聞いてみると、働きすぎ・休みがない・まるでロボットのようだ。マイナスイメージを言われ放題。。。

これは文化の問題なのだろうか。
私の見解、日本人はルールに従う傾向があるので、それを変える気持ちやもっと効率良い働き方がないか工夫する意識が少ないのだろうか。
私は7年間組織に属していて、働き方に関して懐疑的で、効率の良い働き方を模索し続けた。営業だったので、隙間時間や自由時間は多くあったし最大限削減した。でも行き着いた先、拘束時間は変えられなかった。

休みに関しては、一ヶ月休みを確保すること理想だったが出来て最大二週間だった。
これは社内で異例の自体で、対策会議が行われる程だった。
合計では、年最大35回有給を取った年があり、社内では異例のトップ。
変な話があって、平日に旅行へ行くため2日連続で休みを取った所、同僚から病気じゃないかと心配された事があった。
たったの2日で笑。
それまで夏季休暇以外で連続で平日休む人がいなかったからだろう。
行き着いた先は、営業で一ヶ月休みを確保するのは無理。そして、休みも結局仕事の対応に追われることもあり体は休めても脳・心の休暇が出来ていないと結論づいた。
周囲からは変人扱いされたが、私の求める理想とは大きくGAPがあった。


マルタの語学学校に来て思うことは、語学を学ぶのに年齢は関係ない。
学校には50代、60代、70代、であろう方々も沢山いる。
学ぶ姿勢、新しいことに挑戦する姿、かっこいいし素敵だなって思う。

私が会社を辞める時、言われ飽きるほど言われた言葉がある。
若いっていくらでも挑戦出来ていいよね。って。
いやいやいやいや、この学校の光景を見て欲しい。そう決めつけているのは自分であって、決して年齢は関係ないと思う。
でも一つ思うことがあって、日本は会社員だと二週間以上の長い休みを取れない。
旅に出て、新しい景色・環境を見て、自分を見つめ直す機会もない。
社会人で留学に来るとしたら、会社を辞めるというそれなりに大きな決断をしなければならない。
相当の覚悟と決断が必要になるし、もっと身軽に海外に出られる環境があればいいのにと心から思う。
その反面、諸外国は長期の休みを使って、旅に出たり、留学に来たり、その経験やエネルギーを仕事に還元している。
一部偏見もあるかと思うが、外国人の大人たちと話していると、エネルギッシュでオープンマインド。はたや日本人はすごく閉鎖的、と感じること事がある。
GAP YEARって呼ばれたりするが、私は賛成派。ただ海外で住むだけでは変わらないので、もちろんどう過ごすか試行錯誤と工夫は必要だが。でもまだまだ日本の環境は、推奨していないと言わざる追えない。
日本人は、世界を知る機会を逃していてもったないな〜って思う。

そして、少し話は変わるが、日本は会社から人生の決断の影響を受けている人が多いなと感じる。
転勤・異動をきっかけに結婚・出産・家を買う・家族別居、、、
もちろんきっかけにはなるが、それありきで人生設計を立てるのはすごく虚しい。
私は、自分のタイミングで物事の決断をしていきたい。
そして、場所と時間に捉われず、脳と心をリフレッシュ出来る休みを取れる、働き方を模索し続け、実現する。

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