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管理職のお悩み解決

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理想の組織を作るために部下とどう関われば良いかお悩みの管理職に向けて、コミュニケーションのヒントをお届けしています
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#私の仕事

法人向け1on1研修に携わっているからわかる、部下とのコミュニケーションのための家庭教師の必要性

組織コーチの古井奈緒子です。 昨年度から社外コーチとして、こちらのプロジェクトに参加しています。 改めて文字で読むと、支店長・部長の皆さん、そして社員の皆さんの心の葛藤がどれだけなものか そして、それに負けずに会社を立て直すための並々ならぬ努力をされたことに心底感服です。 そして、このプロジェクトが始まって以降のES(エンゲージメントサーベイ)の結果を見て実感することは、コーチが提供する管理職お一人お一人に合わせたオーダーメイドのセッションがいかに重要かということでした

【1on1でのお悩み】 部下の自主性を引き出さなければならないのにアドバイスをしてしまう

近年、1on1を導入される企業がとても多くなっていますが、これから先、どのくらいの企業で1on1が継続されるのか、少し危機感を感じることがあります。 そう感じる理由のひとつは、「1on1のやり方だけにフォーカスし過ぎている」ことです。 私は個人向けのセッションと法人向けの社外コーチとしても、1on1にコーチングスキルを活かしていただくようコーチングをお届けしていますが、度々、上司と部下との1on1の難しさに直面しています。 その中で必ずと言っていいほどマネージャーたちから

人間関係にビジョンを持っていますか?

と聞かれたとき、皆さんならどんなことを答えますか? 「どんな関係性って言われても…」「良好な関係性かなあ…」 という曖昧な答えではないですか? 実は、セッションでも明確な自分の答えを持っている方はかなり少ないのです。 こうなりたいという未来の自分のビジョンを明確にお話しになる方は多いのですが、一方で人間関係にビジョンは?と問われると「考えたこともなかった」という方が多いのが現実なのですね。 今回は、人間関係のビジョンを持つことについての意味を、皆さんと一緒に考えてみたい