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実際に必要とする方の声

ユニバーサルデザインなのか、バリアフリーなのか
その違いによって、生まれる製品、デザインには大きな違いが生まれるのでしょうね

最近、街に増えてきた、歩行可能な時に音で知らせてくれる「音響信号機」。

この信号機の助けを借りている方の声を聴く機会がたまたまありました。

仰るに、夜の10時以降になると、音が鳴らなくなるそうです。
恐らくは近隣の住民の方への配慮だと思われるのですが、この信号機の助けが必要な方からすると、夜の10時以降は、道の向かいのコンビニエンスストアに行くだけでも、介助してくれる方の助けが必要な状況になってしまうのだそうです。

私も、この生の声を聴くまでは想像もできていなかったのですが、
「夜中にちょっとコンビニエンスストアで買い物したいな」
という欲求のために、介助の方が必要になってしまうという
昼間なら問題ないのに、夜の時間は再び同じ問題が起きてしまう
という状況を今だに生み出していることに、バリアフリーとユニバーサルデザインの違いの大きさを感じました。

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