その純粋さ、そのままで
とある大学で教鞭を執っている先生。
その先生のキャラクターが大きく影響していると思うのですが、その先生の受け持つクラスの男子学生は本当に純粋な子たちが多いのです。
ある生徒は、
「ピカソのゲルニカの何がいいのか、全然分かんねぇ」
と言うので、その先生が
「じゃぁ、模写してみなよ」
と言ったところ、夏休み明けにその生徒が
「先生、俺、やってみたわ
ピカソ、すげぇね!」
実際にやってみること、そのものがすばらしく
さらに、それによってゲルニカのすばらしさを体感する
本当にいい生徒だなぁ~、と感動しました。
その先生は、ポスト植民地文学を専門にやっている方ですので、教養学生向けに英語文学の授業を持っているのですが、男子生徒の出席率は比較的高いそうです。
ある授業の中で、
「文学をやるとモテるぞ」
と何気なく、一言発したそうです。
そして授業が終わり、板書を消し終わって振り返ったら、授業に出ていた男子学生が数名、先生の後ろに集まっていたそうです。
「ん? どした?」
と聞くと、生徒のひとりがもじもじしながらも意を決して言うに、
「先生・・・その・・・モテるってとこ、も少し詳しく」
世の中はまだまだ希望が持てます♪
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