BeingでDoingが変わる：富裕層の支出編

はせくらみゆきさんの著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」を読んで、
　「在り方」について学ぶ機会が少ない
というところから、ふと
「富裕層とは、どういう在り方をしている人だろう？」
という思いが沸き、調べてみました。

まず、富裕層にはいくつかの種類がある、ということを知りました。
それは、「お金持ち」「高所得者」「資産家」です。

そして「BeingでDoingが変わる：富裕層の収入編」で、「在り方（Being）が違うとやり方（Doing）が変わる」ということの実例として、「お金持ち」「高所得者」「資産家」の“収入の増やし方”に違いがあることに触れました。

「高所得者」と「資産家」ではさらに、「お金の出入り」へのフォーカスが違っていまして、「高所得者」は所得＝収入に意識が向いているのに対し、「資産家」は「何にお金を使うか？」という“支出”に意識が向いている、のだそうです。
実際、所得は平均的であっても資産家に成っている方、または時間が味方して所有しているものの財産価値が上がった方などがいらっしゃるそうです。

では、「資産家」のお金の使い方（Doing）はどのようになっているのでしょうか？

それを知る過程で、支出にはいくつかの種類が在る、ということを知りましたので、まずその智慧をシェアします。

支出には「投資支出」、「必要支出」、「欲望支出」の３つの種類があるそうです。

「投資支出」とは、不動産投資や株式投資のほか、事業や店舗開業、それから投資の元手にするための銀行貯蓄など、 将来所得になり得ることにお金を出すことです。 いずれ所得になるための投資支出は、より多く、稼ぐための支出で、財産を築くために必要不可欠な項目です。

「必要支出」とは、生活や仕事などで必要な支出、いわば生きていく上での経費です。 生活必需品や、会社に着ていくスーツ、作業員なら作業服や作業靴、そのほか、家賃や光熱費等もここに入ります。 つまり、生活に不可欠な衣食住のための基本の支出です。

そして「欲望支出」とは、浪費ともいいます。消費をするときの心理は、1つは「必要だから買いたい」、もう1つは「欲しいから買いたい」です。 浪費とは、後者の欲望による消費をさします。 欲望と必要を区別できなくなり、「これは必要だから」と自分に言い訳をしながら、結果的に欲望の赴くままに消費する人もいます。

この３つの種類の支出があること。
まず、この定義を使って、「資産家」の「お金の使い方（Doing）」は説明されます。