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これでいいのだ? 深夜決行編

フリーランス写真家のお客さまが「お仕事」として撮影された中の、「写真週刊誌の企画もの」、「ギャグ漫画の王様」の発想を実際に写真で撮る、というシリーズの続編。

前回紹介したように、戦後のギャグ漫画の礎を築いた稀代のギャグ漫画家の発想は、お話として聞くだけでも突飛なものばかりで、それを実際に真面目に写真に撮るというのですから、観る方は面白いですけど、撮る方は大変だったろう、と思うものばかり。

その極めつけ、ともいえるアイデアが「ヌードの成る木

これはさすがに白昼堂々というわけにもいかず、撮影の決行は真夜中。
あらかじめ目星をつけておいた立派な枝ぶりの木に10名を超える女性のヌードモデルを登らせて、ポージングを決めたところで、一瞬ライティングして撮る。
という撮影で敢行したそうです。

実は撮影に使った木は、企画を掲載していた写真週刊誌の会社の社長のお庭の木を使用したそうで、
「それがバレて編集長は大目玉くらったみたいだよ」
と笑いながら、お話しくださいました。

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