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知ってるようで知らない世界

私にパール判事を教えてくださった先生は、大学1年生向けの講義の最初に行うのが「何も見ずに世界地図を描く」という授業だそうです。
それを聞いて、私も試してみましたが、意外に書けないものです。
とくにアジアとオーストラリアのあたりなんかは、改めてみるとたくさんの島と国があって、オーストラリアがアジア緊密なのが理解できます。

その先生の専門は「ポスト植民地の文学」です。
その先生と話していると、本当に知らないことを教えていただきます。

たとえば、カリブ海の島々。
何も考えないと、すべての島がスペイン語文化、と思ってましたが、実はフランス領、イギリス領などが複雑に入り組んだエリアだということを、改めて気付かせていただいたのも、その先生との会話から、です。

そんな複雑に入り乱れたエリアですので、目と鼻の先にある島なのに、片やフランスからの直行便が離着し、片やイギリスからの直行便が離着し、双方の島を結ぶ航空路線がない、ということもあるのだとか。

こんなことも、教えてもらって改めて気付くこと、でした。

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