サブスリー達成まとめ⑦VDOTをご存知ですか?
いまさらながら・・・この投稿の内容は、VDOTを知らない、使ったことのない人向けの説明になります。VDOTは、ジャック・ダニエルズ氏が提唱するランナーの走力指標です。簡単に言うと、実力値を入力すると、採用するべき最適なトレーニングペースが五つ(E,M,T,I,R)、表示されます。百聞は一見に如かず、VDOTを初めて聞いたという人はさっそく弄ってください。自分の記録を入力することで適切な練習ペースを知る事ができます。
①Select Event Distanceをクリックしてレースの距離を選択する。
②自分の記録を記入する。
③Trainingタブをクリックする。
たとえば、距離を「マラソン」(42.195km)に設定して記録を2時間50分とすると、以下のようにトレーニングペースが表示されます。
「Marathonペース(レースと同じペース)でトレーニングするなら、ペースは4分2秒/kmです」、ということになります。Marathonペースは、頭を取ってMペースとか言ったりします。
TとかIとかRとかは、単純に言って下に行けば行くほど強度が高い=キツいペースと思ってください。興味がある人は、書籍『ダニエルズのランニング・フォーミュラ』を一読されることをお薦めします。
コーチのいない市民ランナーには大変ありがたいツールです。わたしの記事にも、「Easyペース」とかいった用語が平気で登場するので、あらかじめこの指標でご自身の走力をチェックしてください。
次回は矛盾するようですが、VDOTの目安ペースを意識した上で、実際のペース設定はコンディションに合わせて柔軟にすべし、という話です。
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