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「ポトス」はやっぱりポトスタワー

ポトスをヘゴ仕立てでポトスタワーにしているので、その方法や成長具合についてご紹介します。

買った場所と時期

場所:近所の園芸店
時期:2021年7月

毎度ダンボールテレビ台が恥ずかしい

どこにでも売ってる一般的なゴールデンポトスです。

ちなみにうちに来た2つ目の植物です。
1つ目のヒメモンステラだけをなんとなく飼ってるだけの期間が長く、ここから一気に火がついて植物が増えていったので、趣味としての始まりを思い出させてくれる初期メンです。

なぜヘゴ仕立てにしようと思ったのか

理由としては2つ。

1. 吊り下げはありきたりな気がした

当初は吊り下げしていた時期もありました。
ただ正直こういったツル性の植物を吊り下げるのはありきたりな気がしてました。

家の中の話なので街中で被って恥ずかしい服なんかとは話が違うんですが、どこの店にも売っているポトスということもあり、あまりにも普通なのはテンションも上がらず。
(まあヘゴ仕立ても一般的で珍しいわけでは全くないですが。)

2. いろいろな仕立て方をしたい

いろいろな仕立てに挑戦してみたいというのもあり、考えてみるとうちでヘゴ仕立てで上に伸ばせるツル性の植物はヒメモンステラとこのポトスしかいませんでした。

見た目の好み的にもにポトスの方をヘゴ仕立てにしたいという結論になりました。

3. 野生に近い育て方をしてみたかった

ツル性の植物は本来野生では木などに絡みついて上へ上へ伸びていくものです。

上へ伸びるほど葉が大きくなり、下へ垂れ下がれば葉もあまり大きくならないといった情報も目にします。

野生ではここまで大きくなるようです…

もちろん家庭で育てる上でここまでのサイズになることはありませんが、園芸店でもヘゴ仕立てにされてうちのよりも遥かに大きな葉になったものを目にし、これでいこうとなりました。

第一形態 60cmタワー

そんなわけで吊り下げていたポトスちゃんをタワーにしていきます。

使っているものとしては、まずはプラスチックのヘゴ。
ヤシ?とかの自然素材を使ったものも売っていて見た目はいいですが、カビが生える気しかしなかったのでプラスチック。

あとワイヤー入りのひも。百均で売ってます。

植木鉢にヘゴをブッ挿して、周りにポトスを植えて、上に向かって適当な間隔で結びつけた姿がこちら!2021年8月下旬の写真です。
(当時ワイヤーを買う前で簡易で麻紐で結んでたっぽい。)

まだテレビ台を買ってない

自由に垂れ下がっていたものをいきなり上へ向かう直線の形で結んだため最初は違和感があります。
(文字にするのは難しいが、葉は光合成のために上を向くので、吊り下げの場合は茎の生長方向に対して葉が反対を向くのに対し、上に伸ばす場合は茎の生長方向と一緒になる。)

ただ葉も光合成のために上を向こうとするので、しばらくするときれいな形になってきます。
下の方のある程度クセがついちゃった葉は違和感0にはならないかもですが、これから出てくる葉は大丈夫です。

ちなみに、ヘゴを真ん中に立てる都合上、大きめの鉢に入れることになります。
私は実際この時、5号(15cm)から7号(21cm)の鉢にしました。

いきなり大きな鉢になるので土が乾かずに根腐れしないかなど心配しましたが、そこはポトスのたくましさのおかげで問題にはなりませんでした。

第二形態 90cmタワー

吊り下げだろうがタワーだろうが、ポトスはめちゃくちゃ伸びます。
最初に買ったプラヘゴは60cmだったのですが、あっという間にそれを追い越す長さになりました。

そこで同じ製品の90cmのものにステップアップしました。

ヘゴ延長後すぐの写真はなかったのですが、タワー化からちょうど1年後の2022年8月の写真。

もうすでに90cmも敗北しそう

そしてさらに半年後、2023年3月。

もっさもさ

90cmを超えてヘゴの長さがあまりにも足りず、植え替えシーズンでもないので一旦割り箸で延長していました。

見にくいけどヘゴの上に割り箸を結びつけて延長している

第三形態 120cmタワー

そんなわけで、120cmのヘゴを買いました。

少なくとも同製品ではこれが最大っぽいですし、家の中でのサイズにも限度があるのでこれが最後です。
本当言うと90cmで止めたかったけど、泣きの延長。

実は90cmと割り箸とそれをも超えた分ですでに120cmヘゴ以上のツルもあったので、割とガッツリ剪定もしました。

スッキリした姿がこちら。

ついでに鉢も一回り大きくした
この写真を撮っている撮影者の体勢は想像しないでください

もうこれ以上長いヘゴにはできないので、当面は成長見守りつつ剪定するなどして維持していこうと思います。

付け替えはめんどくさい

新しいヘゴへの付け替えはめっちゃめんどくさいです。

一本のツルに対して数本のワイヤーで縛ってるんですが、これを一つずつチマチマと外していき、植え替えをして、またチマチマとつけていく…
今のところ年一でやってますが、年一でもやりたくないです。

写真は、旧ヘゴから取り外されていくツルたち。

もはや成長中毒

挿し目で株を増やす

剪定したツルは、いわゆる挿し芽で株を増やすことができます。
具体的な方法はインターネット上のそこら中に転がっているので割愛します。

ただ、植え替え用の土に挿すという方法をよく目にしますが、ポトスのような屈強で成長力のある種は、水に浸けておくだけでほぼ確実に根が出ます。
(他にもヒメモンステラやアイビーはこれで十分です。)

こんな感じ

植え替え用の土を鉢に入れてなんやするのは割とめんどくさいので、うちではこの方法で増やしています。

どこまで効果あるかは不明ですが、水は一応週に一度程度で変えています。

ちなみに現在、水につけて1ヶ月弱で、このぐらい根がニョキってます。

もうしばらく置いておいて土に植えて問題ない状態になれば、タワーの下層をになってもらいます!

株が増えてくるとすでに一周している上から被せて植えていくことになりますが、どうしても下の方の古い葉が枯れて落ちることもあり密度を上げていくためにも、付けられる限りは株を増やしていく方針です。


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