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友だちのMisskey自鯖建築を見守っていた話

 以前、カルキー立ててみた話の前振りにて、追記部分があったのですよ。
 わーさんがそもそもカルキー立ててみた話を書いたのは、MisskeyやCalckeyのおひとりさま鯖に興味を持っている友だちの影響を受けてのことだと。

 はい、わざわざその話を持ち出したということは、そういうことです。
 わーさんを自鯖沼に沈めたに等しい友だちがMisskeyの自鯖を建てるのに、立ち会ってました。本当に、無事に自鯖をゲットできていて良かった……!

 で、この記事は、その様子を見守る中で思ったアレコレソレについて、取り留めなく書き散らしております。
 具体的なMisskeyの建て方については、以前にも言及した通り、『ど素人がMisskeyのお一人様サーバーを建てました(Misskey v13) | Seritude』さんが脱線もなく丁寧で分かりやすいので、もうそちらを見に行きましょう。

 今回は、上記記事を見ながら鯖建てをする友だちを見守っていたときに「えっ!?」となったアレコレを書きますので、これから上記記事を見ながら鯖建てする予定のあるかもしれない身内に向けて、「これ注意ね!」って思ってもらえたら幸いです。

実は最難関は下準備!?

 今回はMisskeyサーバーの作成 | Misskey Hub (misskey-hub.net)の中にあるMisskey install shell script v3.0.0 | Misskey Hub (misskey-hub.net)を使用したので、下準備さえできたら、実際の作業はコピペが2回とエンターキーやら入力やらがチマっと、な感じなのです。それは、上記記事を見てもその通りだと分かります。
 問題はね、その【準備するもの】なんですよ。以下、公式サイトより。

  1. ドメイン

  2. Ubuntuがインストールされたサーバー

  3. Cloudflareアカウント(推奨)

 これに、SSHで接続する方法を準備する、というのが加わります。
 作業を簡単にできるよう突き詰めまくってくれた結果、準備の方が大変になってしまったという。

 因みに、Ubuntu版Misskeyインストール方法詳説などを見ながら自力インストールする場合は、ちゃんと(?)難しいです。この難しいコピペ&確認&設定祭がここまで簡単になるのかと、どっちも試したわーさんなんかは感心しているわけですが、それはまた別の話。

ドメイン・サブドメイン・Cloudflare

 待ち時間の結構発生する準備物たち。
 特にCloudflareを使うためにネームドサーバーの設定などをした日には、最長数日かかるという噂も……。

 ドメインについて、或いはサブドメインについては、わーさんの書いた記事の中だとカルキー立ててみた話Hostdonへの登録とMastodonの作成 – Hostdon私的まとめにて触れていたりします。

 で、問題は、既に取得したドメインのメイン部分を他のサービスに割り当てていて、サブドメインをCloudflareに登録しようとしたとき。

 Cloudflareさんに、怒られました。ちゃんとルートドメインで登録しなさいって。

 わーさんの友だち、以前もCloudflareさんを使おうとして使えなかったという過去があるのですが、なるほどこれが原因かー!?
 となり、Cloudflareの使用は見送ることに。
 で、VPSで借りてきたサーバーとサブドメインを結び付けて、以下の投稿を参考に、結びついていることを確認して……

 この時点で、既にそれなりの時間を食いましたね。

VPSとSSHに潜むトラップの数々

 まあ、Ubuntuの入ったサーバーと、そこに安全にアクセスする方法として、よく挙げられるものではあるんですが……。

【結論】知見を持つ知り合いと同じサービス使うの推奨

 いやだって、VPSのサービスって色々聞きますけど、料金以外にも接続方法とかデフォルトユーザー名とか、違うんですもん!!!
 まぁ、具体的にはね、こんなのは目撃したよね……。

  • A社さんは、先ずお値段がお安いところの倍くらい

  • B社さんは、最初のアカウント作成に時間が(中の人ホワイト的な意味で)かかる

  • C社さんは、まさかのUbuntu22.04がTeraTerm非対応

  • D社さんはSSH接続に大いに癖あり

 なお、自鯖勢に有名なのは上記の中ではB社さんとC社さんだそうです。後から知った。

 更に因みにな話、サービスによってはサービス側からwebコンソールに接続できるところもあり、どうしてもSSH接続できなかった別の友だちがwebコンソールからパスワードやらコマンドやらを手打ちしたそうです。で、Misskeyの構築に成功したそうな。
 えっ、手打ち……!? って成功報告を二度見したのはわーさんだけではないハズ……

準備ができたら作業開始

 ここに関しては、『ど素人がMisskeyのお一人様サーバーを建てました(Misskey v13) | Seritude』がスクショ付きで丁寧に経過を書いてくださっていたので、「なるほど本当にこんな画面が……!」って感動する友だちを見守る作業。

 サブドメインで鯖を構築した友だちはCloudflareに登録できなかったので、そこに関してはCalckeyの時の思い出を元にちょこっと(メアド入れるんだよーくらいの)助言しつつ、鯖が建った報告に喜ぶターン。

サーバーは建ってからが本番です

「早速みんなをフォローしに行かなくちゃ!」と勇む友だちにステイステイと告げるのが、「フォローしに行く前に一定のサーバー設定やっちゃって!」
 まあ、詳しくは以下の投稿が詳しいんですが。

  • 管理者登録

  • 新規登録停止

  • オブジェクトストレージやらリモートキャッシュやらの設定

  • 鯖アイコン

  • 鯖カラー

  • 鯖名

 ここらは設定しておかないと、本当、後からもにょるので……!

鯖建てブームと入口の関係

 ここからは完全に脱線になるのですが、かつてMastodonブームの初期に、スタートアップスクリプトで鯖建てをした方が多かったようです。そして今、比較的簡単な構築方法が認知されてきたことでMisskey・Calckeyのブームに追い風が吹いているような印象もあるようなないような感じです。
 入口のハードルが低いってすごいことなんだなぁと再認識しつつ、VPSとSSHのややこしさを思いつつ、取り敢えず今回の話題はこの辺で。

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