昨日見た夢

僕は小説を書いていました。

主人公は漫画家を目指す美大生で

ある時、漫画コンクールに応募した漫画が落選してしまう

大変思い入れのある作品だったので、主人公はとてもがっかりしてしまい

自分の才能のなさを嘆き、画材等をダンボールに詰めて封印してしまいます

ふさぎこみ、ひきこもるようになってしまった主人公

ある日夢をみます。

不思議な行商人に会う夢です。

綺麗な宝石を広げた小汚いローブの行商は言います

「お兄さん、安くしとくよ。手に取って見てってくれよ。」

主人公は綺麗な宝石を手に取ろうとした時、あることに気づきました

ひときわ輝くその宝石の値札には「主人公の夢」と書いてあったのです

なんだこれは・・・この宝石たちは、みな誰かの夢だというのか

主人公はローブの行商に問います。

これは僕の夢なの?何故あなたが僕の夢を売っているの?

行商は言います。「俺たちは捨てられた夢を売る、夢売り(ジプシー)。もう要らない夢を売って何が悪い?」

主人公は受け入れがたい状況に、言葉を失うばかり

その時、行商が何かの気配に気付きます

「夢食い(バク)共が匂いを嗅ぎつけやがったな。おい、あんた。「ここ」で死んだら「向こう」には戻れなくなるぞ」

主人公も、自分を取り巻くかなりの数の化け物の唸り声に気付きます

「え?え?なんだよこれ・・・どうなってんだよ・・・」

すでにまわりを囲まれているようです。

「守ってやるよ・・・、お客様は神様だからな!」

ローブの行商はそう言いながらフードをめくると

なんと、行商は主人公の描いた漫画のキャラクターそのものでした

「子鬼ども・・・ジプシーの商品に手を出すとどうなるか・・・教えてやる」

主人公が描いた設定の通り、目には追えない速さで化け物たちを薙ぎ払う男

主人公は、自分の描いた漫画の主人公に出会ったのです。

この不思議な夢の世界で。


みたいな書き物をしていて、続きがうかばねーwwみたいなことを言ってる夢でした。

あー、俺の夢もどこかに安値で売られてるんだろうなぁ~w

そんな感じで、オチはナシです。よろしくどーぞ。


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