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Dear Friends

独りが嫌で、独りが嫌いで

僕は今まで、何人の人と出会い、そして別れていっただろう?

1月に始まって12月で終わる。

僕の隣には、必ず誰かがいてくれて

そして必ず僕を支えてくれていた。

僕はその度に、この人とずっとこのままでいたいって

そう願うのだけれども

様々な理由で、それはいつも叶わない

だから毎年、僕の隣にいる人は、前の年と違う人だった

そういうものだって、なんだか分かった気がした

友達にもくっついたり、離れたりしていく時期があって

もちろん環境によって左右されるのだけれど

人の心にも同じように波があって

ずっと一緒にいたいって思っても

多かれ少なかれ、次の年には違う気持ちが変わってしまうことが

僕には卑屈になるくらい、とても悲しかった。

今、僕には二人。大切な友人がいる。

とてもとても愛おしくて、一緒にいる時が生きている中で

一番、楽しい時間なのです。僕はまた、彼らとずっと一緒にいたいと

願ってしまった。でも、それもこれまでと同じ、いつかは終わるものだと

考えただけで萎えてしまった。空しかった。

ずっと一緒にいられる保障なんてどこにもないことが。

この間、ついに口火を切ってしまった。

「僕は君たちとずっと仲良く、楽しく、人生を過ごしたい。でも

今まで僕がそう願った人たちはことごとく居なくなっていったし

君たちもきっと同じだと思う。いつかみんな僕から離れていく。

それが怖いんだ」って。

彼らは言いました。

「ナオ、もし今俺たちがお前の一番の友達になれたのだとしたら、俺たちはお前の一番の友達でいられる時間を大切にしたい。先の事は誰にもわからない。でも今の事は、俺たちが一番よくわかってる。俺たちは、今。お前の一番の友達だろ?」

僕は情けなかった。先の事ばかり考えて、今目の前にあるものをないがしろにするところだった。

ずっと一緒にいられる保障なんかより、ずっと一緒にいたいと思えた気持ちを大切にするべきだったなと、思ったんです。

彼らの言った通り、先の事はわからない。続くかもしれないし、続かないかもしれない。

けれど、わからない明日の為に今日をフイにすることはないなって、そう思いました。

僕は今を生きている。未来でも過去でもない、今を生きています。

みなさんには、一緒にいたいと思えるお友達はいますか?

ふと、思い浮かんだら、今日。連絡してみてくださいね☆

照れくさくても、いいじゃないですか。明日、言えるか分からない

今だから言える「ありがとう」だって、あると思いますよ。

Nao☆


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