間質性肺炎という病気


始まりは、母親が間質性肺炎という病気になったこと。

2010年ころの当時、間質性肺炎という病名を聞くのも初めてで、間質性肺炎といっても、人それぞれ症状がかなり違うらしく、原因も不明な部分が多く、母親は、原因不明の「特発性間質性肺炎」という診断だった。

母親が長引く空咳と息切れを感じるようになって、呼吸器内科へ受診した時には両方の肺は真っ白で、当時、特効薬というほどの薬もなく、なすすべがない状態だった。このような状態で間質性肺炎と診断された患者の平均寿命は2年ほどで、母親も、例外なく、日に日に酸素ボンベなしでは外出できないようになり、車椅子で移動するようになり、1年ほどで、在宅酸素生活。

2年くらいで、ついに自力では呼吸が出来ないようなり、入院した。

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