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2022年を振り返って(9月〜12月編)
※ 前回7月〜9月まで振り返ろうと思ったら、7月、8月のボリュームがありすぎたので9月は今回のパートに入れました。
ついに最後の三ヶ月に突入。
しかし、既に今は12月31日23時40分。
2022年内に振り返りを終わるのは無理でした💦
少しだけ2023年にはみ出すけど、ご愛敬ということで😅
人生初のインターンの面接を受けてみたり、昨年受けた筑波大学の社会人プログラムのオフ会に行ったり、アソボロジーとして初めてイオンモールに出展して心折れそうになったり、一年ぐらい聞いていたぐーたらぶに出演したり、経産省の仕事で現地調査へ、昨年採択していただいたゲーム事業の報告会へ参加、佐竹滞在、ビーガンの友達と初のビーガンイベントに行ったらhappy cowの社長に遭遇したり、日帰りで山梨に行ったり、師匠と初めて師弟イベントを開いたり、企画してたフィールドワークに行ったり、夏に続いてあしてらキャンプに参加したり
いや、書き出してみると多いな…
9月〜12月
晴香先輩とさきちゃん
clubhouseがみんなの中でオワコンと言われはじめた2021年4月。僕らは新しくclubhouseでとある企画を始めた。
それは、clubhouseで出会った大学生の晴香ちゃんと元アップル日本法人代表の前刀禎明さんと一緒に、もしも前刀禎明さんが大学生だったら○○というなんとも聞き覚えのあるようなタイトルでルームを開催。
これまでに15回あまり開催してきた。
ここには全国からいろんなバックグラウンドや考えを持つ学生達が集まってきて話しているのだが、そのオフ会が遂に開催された。
長らく話してきた(語らってきたの方が適切な気がする)ひとたちと遂に相まみえたのだ。
感無量だった。みんなありがとう!!
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インターン面接
人生で初めて応募してみたいと思ったインターン募集に応募してみた。
これ以上どこに時間を捻出するんだ?というのは度外視して(ちゃんと時間計算しました😅)、応募しました。
それがこちらです。
自分の今の専門性が生かせる且つ、自分の研究にもつながりそうなので良いじゃん!面白そう!!と思ったのです。
一次面接は通りましたが、最終面接で落とされました。
結果的には良かったと思っています。
こう書くとなんとも負け犬の遠吠え感がありますが、普通に代表と面談して少し自分が想像したもの違うということを感じたからだ。
僕の専門は社会側に帰属する障害についての解像度を上げることであり、社会側に帰属する障害の影響を受けた人に何が出来るのか?ということは僕の専門の範囲ではない。
しかし、JobRainbowはもともとLGBTQの為のサービスとして始まり広がっていったということもあるのか、社会側に帰属する障害の影響を受けた人に何が出来るのかの側面がかなり強い組織だと感じた。
ある意味でこれは最初から予想してたことではあり、僕らの掛け合わせで何が出来るか考えるのが面白そうと思ったのだが、どうやらお呼びでなかったらしい。
またの機会があれば是非
ILCギャザリング
障害学という学問のことを知り、D&Iについて興味を持ち始めた頃、一つのプログラムに出会った。
それが筑波大学エクステンションプログラムのインクルーシブ・リーダーズ・カレッジだ。
このプログラムにまだ学生という身分でありながら参加することを決め、学んだ1年間。
このプログラムを見つけたときから思っていたが、日本でD&Iを体系的に学ぶにはこれ以上のカリキュラムも講師陣もないだろう。
それほどに充実した内容だった。(その後友達に勧める程度には)
そして、満を持してオフ会が開催された。
ILCギャザリングだ。
今までオンラインでしか話してこなかった(それでも1年間毎週顔を合わしていたので初めての感覚はゼロだったが)ひとたちと遂に対面で会えた
当日の分科会では多様性を学ぶゲームや、D&Iカルタなど面白いコンテンツから「マジョリティとおじさん」とかいうこれまた別の意味で面白そうなコンテンツがありました。
「マジョリティとおじさん」ではこんなことをしました。
皆さんは、「おじさん」という言葉から何をイメージされますでしょうか?この分科会では、
「マジョリティの特権」の概念を手がかりにしながら、「おじさん」という言葉を用いて語ら
れる現代日本の社会現象(仮に「おじさん現象」と呼びます)を、皆さんと一緒に考えたい
と思います。
これはホントに面白い分科会で、僕らは無意識のうちに「おじさん」をマジョリティ側に属し、マイノリティを意識・無意識に関わらず抑圧する存在としてステレオタイピングしていたということに気付かされるような会でした。
これでは対象が変わっただけで、本質的に差別も抑圧も構造も変わっていない。
そんな現状に一石を投じる議論となった。
初の対面イベント
昨年立ち上げた一般社団法人アソボロジーでは複数の事業があるが、ASOVIVAというこどもたちの好奇心を解放するようなことを目的とした事業はこれまで主にオンラインで行ってきた。
しかし、もともと対面でやりたいという思いが強い事業でもあり緩やかに移行していきたいと思っていたところ、思わぬ機会をいただいた。
それはイオンモールでの出展だ。
知り合いのイベント企画会社がイオンモールでイベントをするので出さないか?と声をかけてくださり、実現した。
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お子様連れのお客様にブースでASOVIVAのコンテンツを体験して貰ったり、チラシを配ったりした。
しかし、これが思いのほか難航した。
一見ではなかなかイメージも理解もしてもらいにくいコンテンツなだけに、なかなか足を止めてもらえない。
なかなかに苦い思い出となった。
(ただ3連休なのにそもそもイオンモールの来場者がめっちゃ少なかったのも要因だとは思うが)
ぐーたらぶ
みなさんは「ぐーたらぶ」をご存じだろうか?
これは性のせいで苦しむ人をなくすことをモットーとして「居場所作り」をしているユニットです!真面目な性の話から、エロ面白いセックスの話まで...多彩な人たちと性について、学び・考え・対話の機会を作ってるふたりが週二回開催しているTwitterスペースで話す会のことである。
フェミニズムやジェンダーに関する活動をこれまで沢山見てきたが、よくあるのがあまり学がない(これは大変に失礼な書き方であるのは十分に承知した上で差別的な発言としてではなく、理由ある言葉選びだと思って欲しいが)活動を見かける。
自分たちの原体験に基づいている「怒り」や「憤り」を原動力とした活動や、それに都合の良い学術的な思想やデータを恣意的に(本人が自覚的であるかは別問題だが)用いた論調の活動である。
しかし、このふたり(とゲスト)の話しはそうならない傾向にある。
そもそも「ぐーたらぶ」とかいう巫山戯た(気の抜けた?)名前を付けているのに、ふたりの学が半端ないということが漏れ出てくるのだ。
このどこにも寄っていない視点が(強いていうなら学術に寄ってはいるが)僕的ポイントが高い。
要するに面白くて好みなのだ。
そんなことを思って聞く事1年あまり。
ひょんな事からゲストとして呼んでいただける機会を得た。
僕が話したのは「オルタナティブスクールにおける性教育の実態」というテーマだ。
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残念ながら1時間のうち45分ほどはオルタナティブスクールが何か?という話しで終わってしまったが…😅
でもオルタナティブスクールが何かということを丁寧にやったおかげで、一つの面白い事実にたどり着いた。
それは文科省の詰め込み型暗記教育(金太郎飴教育とか言われたりする)を代替するものとして今のオルタナティブスクールたちが空前のブームなほど出来ているが、その中に性教育のオルタナティブを謳った学校が無いということだ。
昨年のプロジェクトで、「包括的性教育(国際セクシャリティ教育ガイダンスに基づく)を日本にどうローカライズさせるか」を取り組んで分かったことだが、性教育(性と生殖のみ)ならまだしも包括的性教育となるともはや科目というカタチで扱うのは不可能だという結論になった。
となると、全ての科目の中にそういう観点を含めたカリキュラムにしていくのが一番自然なのではと話していた。
しかし、テストや勉強に関するオルタナティブや学ぶ内容(プログラミングや探究)などのオルタナティブなアプローチは見るが、性教育のオルタナティブアプローチは未だ見たことがない。
いつかそんな学校を構想してみたい。
そんな風に思った登壇だった。
現地訪問
師匠と共に現地訪問ということで訪れた先は高知県四万十町。
個人的には、改めて地域に外から入り込んでハブになる人というのは恐ろしく属人的なのだということを痛感した訪問だった。
勿論これからそういう人材を増やしていかなければならない中で(しかもそういう人に伴走する仕事なので余計)、中々に厳しいものを感じた。
地域のニーズとその人の為人が合致してはじめて成立するというのは、変数があまりにも多い。
地域にある課題は表層上は共通していることもあるだろうし、実際似ているものや共通してる点もあるだろう。
でも、何故か他の地域の成功例を試しても殆どの場合成功しない。
これは人材側も同じで、全国には地域おこしのレジェンドたちがいる。
でも彼らが取った手法を他の地域で行っても地域に受け入れられるときは実は少ない。
その中で、いかに属人性を無くした手法にするのかは大きな問いだと思う。
そして、今回もまた圧倒的な属人的なスキル(出来る事だけでは無く雰囲気なども含めてのability)で成り立っている現場を目撃して、やはりかという気持ちになっている。
これはこれで学びも大きいが。
地道にn数を増やすしか手立てはないのだろうか…
にしても、四万十川が綺麗だった。
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RITAの報告会
昨年、まだアソボロジーの登記が済んでない頃にノリと勢いだけで応募したみらいRITA財団の助成金に有難いことに採択していただき、ゲームを一つ開発した。(と言っても既存のゲームのブラッシュアップだが)
そして、8月に活動が終わり、10月に報告会が開催されたので、発表しに参加して来た。
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アソボロジーとして活動してくれている大学生メンバーを2人連れて参戦した報告会。
他の採択団体との交流や体験を含めてとても有意義な時間になりました。
そこで貰った種がいろんなカタチでアソボロジーの中で芽吹き始めていることを感じています。
来年には公表できるんじゃないかな〜
あと、12月のイベントでコラボした人との出会いもここでした!
重ね煮と田舎パテ
岡山にジャパニーズオーガニックライフの生活提案型の宿『WaRa倶楽無』というものがある。食から発信し、 衣食住すべてのいのちの質的向上を目指した宿だ。
ここに9ヶ月間修行に行っていた友人がいる。
彼が次の修業先に行くまでの暫しのあいだ、ウチに来て「わら」で学んだものを振る舞ってくれた。
僕は彼が行くまでちゃんと認識していなかったが、実は自分が育った環境の至る所にこの場所をつくった船越さんのフィロソフィーが生きていた。
だから、ある意味で慣れ親しんだものではあったが、実際に本人の元で修行した人が作る料理は違った。
それは新鮮且つ面白い体験だった。
是非また食べたい。
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初ビーガンイベント
昨年参加していた学生エヴァンジェリストアワードで同じく活動していた人で、ビーガンの友人がいるのだが、彼女が京都のビーガンイベントに一緒に行かないか?と誘ってくれたので、行ってきた。
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ビーガンイベントは何気初でした。
もともと(今でも)オーガニックマーケットとか産直とかには行くことが多いが、雰囲気は結構似てるかもしれない
ふらっと行ったら知り合いの店が出店してたりで、界隈はそんなに遠くないんだろう😅
お昼ご飯を食べてたら、明らか日本人じゃない人が近くにいた。
最初は久しぶりに海外の人京都にいるな〜と思って見てたのだが、友人がその人が来てるTシャツについて興味を示した。
なんでも、海外で一番デカいビーガンサイトであるHappyCowという会社のものだというのだ。
最初は普通にグッツなのだろうと言ってたのだが、何となく話しかけてみることにした。
そしたら、なんとHappyCowの社長だということが分かった。
僕はそんなことある?とか思いながら通訳をしていたのだが、中々不思議な体験だった。
エンジニアが日本人だったり色々あって日本に来てたみたいだが、なかなかの運の持ち合わせだろう😅
さらに、暫く立ち話をして別れたのだが、会場の中でちょこちょこ出会い、出会う度に少し通訳をしてという不思議な経験だった。
その日帰った後にFacebookで申請を送ったら繋がれた。
来年は何か一緒に出来る事を考えたいな〜
一日で800kmの運転
ある程度自分はフッ軽だと思っているが、その極みみたいな話しが先日出来てしまった。
3日前に誘われた山梨でのイベント(片道400km越え)になんか行く気になって(しかも日帰りで)、行ってきた。
その2週間後に同じ町に別件で行く用事が既に決まってたというのもあるが、自分でも呆れそうになるフッ軽さだ。
滞在時間5時間の為に行ったので(前後の用事の関係で)、20時間で800km以上運転するという、最長運転記録を作ってしまった。
(その後12月にそれの東京版をやって1200km越えを達成したので短い記録だったが😅)
趣味が仕事に!?
僕とカメラとの出会いは11歳の時。当時参加したCISVという団体のプログラムに1万円のデジカメを持って行ったのが始まりだ。
それから数年、中学3年生の時に念願の一眼レフをお年玉を叩いて購入。
僕と写真との付き合いが本格的に始まった。
そして、カメラを3台乗り換え、今のFUJIFILM X-T2というカメラになった。
このカメラになるまでは風景を撮るのが僕の得意分野で、人物は苦手だったのだが、歳と共にかポートレートも撮れるようになった。
6月に行ったカタラナイトに来た参加者で落語教育をしている人がいるのだが、その時に撮った写真に惚れ込んでいただき写真撮影のお仕事を貰った。
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ビックリだ。
僕の写真にお金を払うという人が出てきたのだ。
めっちゃ嬉しかった。
人生こんなこともあるんだな😅
有難い🙏
フィールドワーク
もぐもぐファームラボでの活動で一番注力しているNIPPON FOOD SHIFTのFESに向けてフィールドワークに行ってきた。
山梨と徳島だ。
そして、徳島のフィールドワークは僕が企画案を作り株式会社dotとして先方であるコープ自然派連合に直談判し実現したものだ。
自分で企画案を作ったものだというのもあって、中々に思い入れの深いフィールドワークとなった。
もはや僕の趣味全開な内容に少し不安もありつつ向かえた当日。
終わった後のみんなの反応を見ながら間違いじゃ無かったと安堵した。
個人的には自分が描いたものよりも良いものになって本当に嬉しい。
詳細な学びに関しては、1月に行われる兵庫のNIPPON FOOD SHIFT FESで発表するのでチェックしてみてほしい。
師弟イベント
師匠のことは1月〜3月編で少し触れたが、僕には師匠がいる。
かれこれ出会って3年、師弟関係を結んで(そんなに儀式的なものはなかったが)2年と少し、初めて師弟関係に関することを外向きに発信するイベントを開催した。
これは師匠が去年ノミネートされた「第9回 京の公共人材大賞」が今年10年目になるので大きなイベントにしたいということで事務局側から企画に入って欲しいという依頼を受けて実現した。
12月3日。
これまでの京の公共人材大賞受賞者たちと地域の企業、プレーヤー、大学生を巻き込んだイベントを開催。
その中のトークセッション2として、師弟イベントを開催した。
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これまで師匠と「個人へのインターン」というカタチの師弟関係は増えたら良いねと言いつつ、特になんのアクションも起こしてこなかった。
しかし、弟子を取りたいひとが沢山来るのと、面白い大人に付いていきたい若者が集まるタイミングが合わさったこのイベントでこれを実現させることが出来て良かった。
まああくまで薦めではなく、こんな人たちいるよ〜という紹介にしたかったのは拘りポイントだが。
僕の目から見て「個人へのインターン」としての師弟関係(イベントの中で一組は親友関係と表していた)を構築している弟子3人と師匠3人で組んだこのイベント。
参加者の反応も上々だった。
そして、みらいRITA財団の発表会で出会って惚れ込んだグラフィックレコーディングをする人(彼女は自身のそれをナラティブ・グラフィックと言っている)に来てもらい、リアルタイムで可視化させた。
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改めて師匠との関係を考える(言語化する)機会で、とても良い時間だった。
あしてらキャンプ(冬)
そして、2022年最後のイベントはもちろん(ん?もちろん?)あしてらキャンプ。
この冬参加させていただいてるのは(現在進行形)2022年は美幌町、2023年最初は福岡県広川町。
あしてらキャンプの魅力は前の7月〜8月編で沢山書いたので、割愛します。
が、改めて夏の現場を一緒に作ったメンバーと作る現場や、スタッフのみなさんとの再会により改めて感じたことがあった。
夏の現場でも「私たちは言葉を大事にしています。」を散々言われてきたが、現場と時間を重ねる毎にその言葉の意味量が増えていく。
自分もそれなりに自分が使う言葉を考えて拘ってきたつもりだ。
それ自体は夏のキャンプで思考の言語はあるみたいだと言われたので、そうだよなという自負もある。
でもコミュニケーションのための言葉に関してはあまり意識してこなかった。
というか、思考の言語でコミュニケーションを取ろうとしていた。
そりゃ意思疎通が難しいはずだ😅
一方で彼らの言葉は話せば話すほど意味量が増える。
一般的にも総じてそうだと思うが、彼らのは次元が違うように感じる。
2023年の抱負は「言葉の意味量を増やす」にしたいと2022年最後の数日で思ったほどだ。
彼らに言われたことの意味が少しずつ分かるようになってきた。
言葉の表面だけ受け取って、誤解していたなと思うこともあった。
また、夏は出来る人だと思われて(思わせての部分もあり?)いたが、実際にはそんなに自分が出来たことが在るわけではないことを思い知らされた。
しかし、冬の現場では少し頼ってもらえるようになった。
これは素直に嬉しい。
2022年あしてらキャンプに、そこで出会った全てのひとに出会えて良かったと思った年だった。
終わりに
さて、やっと12ヶ月であったことの一部を記し終わった。
昨日、友人に「君の2022年を一言で表すと?」と聞かれた時に僕は
「種に水をやったら芽吹いたけど間引き損ねて密集して生えてる」
と言った。
これは結構言い得て妙だと自画自賛したい😅
上半期は色んな事に手を出し(これは毎年のことだが今年は特に)、それが有難いことに年々発芽率が高くなってきている。
そして、下半期はそれを間引く間もなく(敢えてかも)密集して生えて、てんやわんやになった感じがある。
実際、振り返りも年末に近づくにつれどんどん増えていった。
さて、来年に何を残して、何を植えるのか?
そんなある意味で断捨離をしなければいけない年末年始になりそうだ。
しかし、自分で胸を張って言うことでも無いだろうが、これまでの人生振り返りというものを殆どしたことがない。
少なくとも意識的にはない。
成長が全てではないし、振り返りだけが前に進める方法ではないと思うけど、あしてらキャンプのおかげで振り返るというものが持つ力の一端を覗かせてもらったと思う。
草の根な根性の人間としては、オルタナティブな方法を唱えたい気持ちもあるが、それでもある程度強制的にそういう環境にいけたのはデカい。
特に自分じゃ選ばないし。
しかも、あしてらキャンプは自由裁量も十分にあるので、こちらも頑なにならずに済む。
夏の現場で生徒たちに
「頑張る」ことは頑なに張ることだ。しかし、ここぞという時に力を出したければ、力を入れては反応も出来ないし力を出すことも出来ない。武術やスポーツの世界では常識だ。筋肉の緊張はすで既に力が入った状態で、そこに余力は残っていない。だから代わりに僕は君たちに「good luck」という言葉を贈る。
と言った。
美幌の現場でとある大学生スタッフにこの話をしたら、「私は「頑張る」は「我を張る」ことだと思う」と言われた。
個人的にはこれが結構気に入った。
「自分を貫くことが頑張ること」
これなら僕でも頑張れそう。
そんなことを思った2022年でした。
来年もこんな僕をよろしくお願いします。
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