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AIツールの今後とは…

2023年最初の投稿がまさかAIについてとなるとは思ってもみなかったNaokiです。

さて、年始頃から一気に話題に上がり台頭してきたAIツール(一番有名なのはchatGPT)について少し書こうと思います。

ここ一ヶ月ほど、様々なAIツールを日常生活の中で使ってみて思ったことです。

特に大学の課題におけるリサーチや文法チェックなどに活用してきた。

しかし、これが結構グレーゾーンな気がするのだ。

というのも、1月の頭にはchatGPTが共著で書いた論文が早速登録された。

これを受けて世界はあまりの早さに驚愕した。

そこでサイエンス誌はchatGPTなどのAIによる論文執筆を全面禁止した。

ここまではまあ妥当な判断だと僕も思う。

問題はここからだ。

このAIで書いた文章は剽窃(盗作)になるか?という問題だ。

剽窃(ひょうせつ)とは,他人の研究方法,結果,文章(考察)などを,当該研究者の了解を得るかまたは適切に引用せずに部分的に加工して自らのものであるかのように装うことをいいます.盗用,盗作とも呼ばれ,捏造,改ざんと並ぶ研究における不正行為の1つです.盗用と異なるのは,部分的に加工する点です.
 剽窃は研究者倫理に反し,これが明らかになった場合,研究助成の差し止め,研究助成申請の禁止,その他の行政的・学術的・刑法的・民事的処罰が課せられます.

一般社団法人 日本理学療法学会連合

そして、もしなった場合、これを予防するのはほぼ不可能に近いだろう。

なぜならパラフレーズなどの言い換えと何が違うのかを見出すことは困難を極めるからだ。

唯一の違いは自分から生まれたものか、自分ではないものから生まれたかになるだろうが、ゴーストライターの様なものなのでそもそも取り締まり事態がグレーである。

その中で透明性と公平性を重んじる学術界はAIを閉め出すのではないか?というのが僕の目下の懸念事項だ。

おそらくそんなことにはならないと思うが、あまりにも急に出現した反動は大きく出る可能性はある。ゆくゆくはAIとの共存を図る以外の道はないだろうが、当面禁止は最悪のケースとすべきだろう。

理想的には、検索エンジンのようなカタチでの共存のあり方だろう。

これまで紙に書いてる文章をアナログに探すしか無かったが、デジタル情報になったおかげで検索が出来るようになった。

結果、求めている情報へのアクセス速度が圧倒的に変わった。

サイエンス誌が今回取り決めたのはその方法に近いように思う。

AIに書かせたものは認めないが、自分の文章の編集・推敲は認めるというのは現状ではいい落としどころだろう。

あとは、このツールを悪用する人が居すぎないことを祈るばかりだ。


あとがき

僕が今使ってるAIツールを少し紹介しておきます。

リサーチ

論文はelicitというサービス

また、Research Rabbitも併用している

あとはこれも結構使いやすい。問いを書くと複数のソースから引っ張ってきてくれる。検索エンジンというよりアンサーエンジンだ。

https://www.perplexity.ai/

そして、書いた文章のチェックはもちろんchatGPTだ。

https://chat.openai.com/chat

この辺を駆使して課題を進めると随分と楽になった。

日本語と英語だと制度に10倍以上の差がある感じがするので、日本語はまだ実用に耐えるレベルではないと思うが、英語はかなりいい線いっている。

以上。今回はここまで。

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