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the bercedes menz 幸福な子供たち コード進行耳コピしてみた

去年出会った最高のアルバムから最高な1曲
the bercedes menz
『幸福な子供たち』のコードを耳コピしてみました

Xにポストしたところ多くの反応があり、とても嬉しかったです。ありがとうございます。

このnoteにも共有します
こっちはコードについてもう少し詳しく書いていけたらいいかな

レギュラーチューニングのカポ:2です

耳コピなので一部コードが違うかもしれません
御理解の程よろしくお願いします🙇‍♂️
ギターソロのG#mは7が抜けてます!
正しくはG#m7です
Cメロ2行目のBm7も、もしかしたらBかもしれない
Cdim7
B♭m7(-5)
Dmaj7は2フレット下がった位置で弾いてください
Am6(9),D7(9),C#7(9)
Fdim7,Gdim7コードの押さえ方
セブンスナインスベルセデス
頭メロは1枚目と同じコード進行
#m7が黄色いのはメモ機能で勝手になります🙏


noteには動画が載せられないのでギターで実際に弾いた動画は自分のXで確認出来ます。


この曲はマジで語りたいことが多すぎるな

Am6(9) を選んだ理由

ベースはここでC#の音を鳴らしてるのでギターはB7(2カポなので)かなって感じたのですが音源で鳴ってるギターの響きがAの音っぽいなという理由でAを選びました。

Amでもいいのですがその手前でなっているコードがF#m7(9,11)なので9,11の音がなったままのコードAm6(9)にしました
名前がカッコいいから選んだ訳じゃあないです

Am6(9)はこの曲においてサブドミナントマイナーの一つとしての役割を担当しています
他だとAmもサブドミナントマイナーです
(サブドミナントはサビで弾くAになります)

曲の中で『今の響きは哀愁っぽいな』と感じた響きがいわゆるサブドミナントマイナーだと思ってもらえればいいと思います。

B♭m7(-5)のあとすぐにAmに行く進行も好きですね。
ほとんどの楽曲はこのあとAmaj7に行きがちなところをAmに持ってくセンス
それだけこの曲はメロディと歌の力が強いです

あと3つのdim7を使うところが面白い!

Cメロで鳴らすGdim7は言わずもがな、Fdim7の存在ですよね。多分これはGdim7のネガティヴハーモニーとしての役割なんじゃないかなと。この話は説明するとクソ長くなるからまた別の機会にします

それと大事なサビね。

G#m7→D7(9)→C#7(9)→Fdim7
ここの流れが凄すぎる
格ゲーで分からん殺しされた感覚

そしてサビ始めの進行

A→Cdim7→C#m7→D→E  (??!!)

ジェンガブロックで遊び始めたら初手から平気で1番下の横ブロックを取られたくらいのスリルを感じました
ここでのD→Eはkey:Aメジャーからの借用和音(モーダルインターチェンジという手法)を使ってます。絶対に崩れないジェンガでした


とまぁ近年稀に見るすごい展開の曲だと思います。アルバムに収録されてる曲もめちゃ良いしコードを覚える勉強になります。

the bercedes menzはいろんな音楽家の耳に届いて欲しいですね


コード解説についてはこのへんで
そいじゃまた!


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