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半膜様筋の機能解剖

毎日note投稿🗒❹日目です。
昨日コロナワクチン3回目を打ちました。今日はその副作用からか体の調子が悪くてダウンしていました。いつも思うのですが、体が資本の仕事です。
勉強するとき、臨床するときもそうですが、体の調子が悪いとうまくできませんよね。それだけ「健康」は大切なんです。

みなさんも「健康」を意識して体のメンテナンスを意識していけばと思っています。
自分もこれから本などを読みながら勉強していければと思います。

今日は半膜様筋です。
半膜様筋は臨床で多く問題が生じてくると思います。特に変形性膝関節症の人に多い印象です。gradeが高い人ほど圧痛所見が見られると言われています。

支配神経:坐骨神経の脛骨神経部
起始:坐骨結節
停止:
1)脛骨内側顆
2)後方関節包
3)MCL
4)膝窩筋膜
5)斜膝窩靭帯
6)内側半月板

など他にもPOLや外側半月板に付着しているとの報告もあります。

作用:
1)股関節伸展
2)膝関節屈曲
⇨特に膝関節屈曲時には内側半月板や後方関節包の挟み込みを防止し円滑な膝関節屈曲運動を誘発する
3)下腿内旋

半膜様筋は膝関節伸展制限となりやすい筋肉であると言われています。
伸展制限に最も多い病態は膝蓋下脂肪体です。その次に多いのが半膜様筋です。
半膜様筋に痛みが出ている人の特徴として扁平足を呈している高齢者が多い印象があります。

また、半膜様筋とすごく関係がある組織が腓腹筋内側頭です。
腓腹筋内側頭とは部分的に線維性に結合しています。
膝関節屈伸に伴って滑走すると言われています。
そのため、筋緊張が高くなることで可動域制限の要因になると言われています。

先ほど、半膜様筋の痛みを有する症例の大きな特徴は扁平足を呈している人とお伝えしました。なぜ?扁平足と関連があるのでしょうか???

それは・・・扁平足を呈していると立脚終期に踵離地が遅れるため蹴り出しを背屈位で行うことになります。
そうすると・・・半膜様筋の伸長負荷が増大することで滑走障害を呈します。

いろんな組織をしっかりまとめていきたいとおもいます。
では、また明日。


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