カメラ講座1
〜カメラを始める前に〜
一眼レフについて
1,仕組み…被写体から発せられた光がレンズに
入ります。絞りによって光の通過す
る量が調整できます。
シャッターによりセンサーに照射さ
れる時間を調整できます。
届いた光の像が写真として記録。
【光の情報を記録する装置】
2,露出の設定…露出とは写真の明るさのこと。
露出を上げると,写真が明るくなります。
露出を下げると,写真が暗くなります。
3,露出を決める3要素
・絞り【F値】
・シャッタースピード【SS】
・ISO感度
4,F値
レンズが光を通す穴の大きさを表現する値。
※ボケのコントロール
F値をあげると,ボケが強くなります。
F値を下げると,パンフォーカスになります。
※パンフォーカス=ピントが合う状態
F値を上げ過ぎると,回折現象で解像度が悪化
F値を下げ過ぎると,解像度が下がっていく
※F値とSSの関係性…カメラの光の量が適切
でないと写真は撮れない。その為,絞りに合
わせてSSは変化する。
※F値をコントロールして撮影したい場合は,
A【絞り優先オート】を設定する。
5,SS
被写体の動きを止めたり,流れを表現する値。
SSを上げると,動きが止まっている(高速)
SSを下げると,動きに残像ができる(スロー)
※静止している被写体には,SSは当然ながら
上げても下げても何も変わらない。
※SSはさげる(長くする)と,暗い場所の
被写体でも肉眼以上の明るさで写る。
=センサーに照射される光の量が増える為
だが,手振れが目立ってしまう為,三脚必須
逆に言うと,SSをあげる(短くする)と,
暗くなるが手振れは防止される。
※SSのコントロールをしたい場合は,
S【シャッター優先オート】を設定する。
6,ISO感度
光に対する感度を数値化したもの。
数値が高いほど,明るく撮影できる。
だが,高すぎるとノイズが発生して画質が劣化
するので注意が必要。
※感度を上げると明るさの余裕ができる。
=SSはあげることができる。
=暗い所でも,手振れのリスクを軽減できる。
7,まとめ
F値=ピントの範囲
SS=被写体の動き,手振れ対策
ISO=明るさ調整
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