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経済学って何???

経済学にはお金にまつわる言葉がよく登場しますが、お金儲けに関する学問では決してありません。

経済学が目的としているのは「資源をどのように効率良く配分しているか」ということを分析したり、仮説を立てて理論付けることです。

ちなみに、ここでいう資源とは、石油や天然ガスなどの「原料」だけではありません。「労働力」や「個人の時間」など、取引に関するもの全てを「資源」と考えます。

※経済学の主要な課題は土地,資本,労働力,石油,サービスなどの生産資源は全て限りがある。希少なものであるがために、配分の問題が生じる。それら資源配分の問題を解く事である。

次に「効率の良い配分」について説明しましょう。例えば、隣り合わせで2軒並ぶスーパーで、
バナナが100円と80円で売られているとします。この場合、誰もが80円のバナナを選ぶと思いますが、100円のバナナが売られているスーパーは近所にあり、80円のバナナが売られているスーパーは自転車で2時間の場所にあった場合はどちらを選びますか?「時間」という資源を
考えると100円のスーパーを選ぶのが最適ですね。

※上記のように目的に向け、一方を立てると他方が立たなくなるといった2つの仕方・在り方の間の関係を「トレードオフ」という。