地域包括支援センターの仕事で私が考えたこと。

転職何回目?てくらい、今私はご縁あり地域包括支援センターの働いてる。おかげさまで日々楽しくもあるが、モヤモヤして胃が痛むこともある。

今回は地域包括支援センターで働いて私が日々感じることを徒然書いている。
あくまでも私の主観なので偏りはあるが、興味を持ってくださると嬉しい。

地域包括支援センターとは高齢者総合相談窓口で主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師またはベテラン看護師の三職種が必置職員であり介護保険にまつわることや認知症施策、介護予防の普及など業務は多岐にわたる。 
基本は相談支援業務である。

日々独居高齢者であり認知症と疑われているの方々と関わらせていただいている。
彼等彼女等は様々な事情があり色々な支援がある。そこには正解はない。

「在宅で住み慣れた地域で暮らしていく」ために
膝が悪くてお風呂に入れない人は介護保険サービスに繋ぎデイサービスに行ってもらう、金銭管理が厳しい人は成年後見制度申立てに繋ぎ金銭管理並びに契約等の手続きも担ってもらう人を探す、ゴミ屋敷に住んでて不衛生な環境にある人は民間のボランティア清掃サービスに介入を依頼し保健所に連絡し鼠駆除を相談する、生活困窮されてる人には生活保護申請の提案を行ったり、、、。
など様々である。

地域の社会資源を発掘しつつ適当と思われるサービスや制度があればそこに繋ぎ、今ある問題をよりベターな方向へ解決する為に動く。

家族や親戚がおられる場合は家族、親戚にこれらの支援を提案し家族親戚の意向を尊重し後方支援に回るのが通例。

だが「独居」で「認知症」があるとまず支援する人がいない。
近隣住民、民生委員の方々が支援されることもある。だがこの支援はあくまでも任意であるのであてには出来ない。

誰がその必要な制度までの手続きを同席、代行するのか、といったグレーゾーンがある。

そういう時に包括職員やケアマネなどが本来の業務ではないが動くことが多い。

薬を受け取りに行ったり、散らかり放題の部屋のゴミを整理仕分けしたり、紛失した通帳の再発行手続きに同行したり。

長くなったが様々なことを担うのも包括職員である。
きたる超高齢化社会。





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