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「今日、ダウなんぼ?」証券昔話★NISAがいかに恵まれているか。

スマホはおろか、インターネットなんてまだ普及してなかった昔のこと、今の人達がどれだけ有利で、どれだけNISAで運用できるということが恵まれているのかを書いておきたいと思います。

「今日、ダウなんぼ?」

私が証券会社の窓口にいた頃は、日経平均がいくらか知りたければ、証券会社に電話して聞くという、そんな時代。
私は上記のような電話を数え切れないくらい何回も受けてました。

ダウというのはNYダウからきてるのですが、もちろん日経平均のことで、それで通じるのです。
米国株を買ってるなんて人、まだいませんでしたので。

情報源が豊富で、当たり前のように誰もが米国の株を買える今の時代の人たちは本当にラッキーです。

また、当時、株券はまだ電子化されておらず紙の現物で、株を買って株主になったら株券の裏側に自分の名前を記入するという“名義書換”をする必要がありました。
名義書換をしなければ、配当は前の株主のものになってしまうのです。
なので、売却したのに配当金は貰えてるなんて人もいたんですよね。

その後の保管振替制度により、名義書換は必要でなくなりましたが、それでも、その株券を証券会社で預かってもらうには、年間3000円の保管料が必要でした。
たとえ塩漬け株であってもです。

それを無料としたのがネット証券。
金融ビッグバンという大規模な規制緩和があり、銀行でも投資信託が買えるようになり、そして手数料諸共も自由化されたのです。

今でこそ当たり前になったネット証券。
保管料が無料だなんて当時は画期的でした。

さらに手数料まで無料だなんて。
NISAで税金もかからないなんて。

私、アラフィフで若い人と違ってそこまで長期投資出来ないかもだけど、こんなのもう、やるしかないでしょ!! \(^o^)/






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