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城崎温泉の伝統工芸「麦わら細工」職人だった祖父の遺作展を開催中

私の生まれ故郷である兵庫県の城崎町には、江戸時代から続いている「麦わら細工」という伝統工芸があります。

昨年亡くなった私の祖父は、生涯を通して麦わら細工職人として働いていました。

その祖父の遺作展が、今年(2023年)の4月から豊岡市立城崎文芸館で開催されています。

2023年9月末まで開催される予定ですので、城崎温泉に旅行される際にはぜひお立ち寄りください。

◇前野治郎展 概要
開催場所:豊岡市立城崎文芸館(兵庫県豊岡市城崎町湯島357−1)
開催期間:2023年4月20日~2023年9月末まで(予定)
営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
入館料 :大人500円 中高生300円 小学生以下無料
定休日 :毎週水曜日(祝日の場合は翌日)


サンテレビニュースで紹介されていました⇩


こちらはプレスリリースです⇩


麦わら細工について

いまから300年ほど昔のこと、城崎へ湯治にきた半七という職人が、竹笛やコマなどに色麦わらを貼ったものを売って、宿代の足しにしたのが麦わら細工の始まりといわれています。

色染めされた鮮やかな麦わらを割いて細くし、それを桐箱や色紙などに貼って繊細な模様を作り出したり、織り込んで指輪にしたり。

鮮やかで独特の色彩や光沢をもつ麦わら細工は、城崎温泉に訪れる旅行客の目と心を和ませ、親しまれてきました。

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