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自分への「疑い」はやめられるのか? (2)

前回は、【自分への疑い】へ対処法の1つ目をお伝えしました。

2つ目の対処法は、
『意図した自分でいる』ことです。

自分を疑い始めるのは、毎日周りに振り回されたり、他人の価値観や成功している姿に引っ張られているからです。

なので、うまくいかない日があったり、自分の思い通りに行く日があったりして、行動の質や感情の質がアップダウンを繰り返しています。

常に、何かに反応しながら生きていると言う状態です。

周りを見ながら反応して生きている。
他人がやりたい事に反応して生きている。
期待されていることに応えようとして生きている。


このような状態では、あなた自身のキャラクターが生かされていないのです。


自分自身のキャラクターがわからないため、
この状況では自分は何と言うべきなのか、
今自分は何を優先すべきなのか、が、ぶれているのです。

自分自身が、誰なのかもわからなくなっているかもしれません。

このように生きたい、
こんなキャラクターでいたい、
こんな人生を歩む人でいたい、
ここは譲れるけどこの部分は譲れない、

と言う、意図的に自分自身という、主役が歩むべき人生や、大切にしている哲学を明確に持ちましょう。

ここで僕が、「意図した自分でいる」ために、実践している方法をご紹介しますね。

それは、【今日の自分を表す言葉】を決めることです。

例えば「思いやり」という言葉を、今日の自分を表す言葉とした場合、1日に何度もその言葉を思い出して、

自分は思いやりのある人間いられているか、
思いやりのある対応をしているか
思いやりのある姿勢でいるか、
思いやりのある言葉を使ってるか、

ということを考えます。

こうすることで、途中に邪魔や思いがけない出来事が入っても、自分自身はどうあるべきかに立ち戻ることができます。

今日のお題、今日のキーワード、みたいに決めてみるのも良いかもしれません。

もう一つ、おすすめなのが自分の「時間」や「価値観」を奪われたり、批判されないように、あるいは相手の言葉に流されないように、

あらかじめ自分のキャラクターを決めたり、ルールを決めたりしておくことです。

例えば、「土曜日の夜は週の振り返りをしながら、次の週に向けての準備をするために19時〜20時を確保する」と決めていれば友人や同僚に飲み会やイベントに誘われても、
『大事な人(自分)との会合があって難しい』と断ることが出来ます。

ビジネスであれば、「単価◯万円以上は受けられない」「期日が迫っている案件は受けられない」「パッケージ商品を個別では販売できない」ということを決めていれば、『皆様に同様に対応しているのですが、、、』ということで、断ることが出来ます。

あなたが自分の毎日を「意図して」過ごすことで、もっと責任感が高まります。責任感が高まれば自然に、自主性が高まり、自主性が高まればたとえ恐怖を感じてもそれを乗り越える意思が生まれます。


3つ目の対処法は、
『自分との約束を守ること』です。

2つ目の続きになりますが、自分が決めたルールや、自分のキャラクターを決めたら、それに従って日々を送ることです。

これは、想像以上に難しいことですし、完璧にできることではないかもしれません。でも、あなたの人生における主導権は、あなた以外の何者も持っていません。

最も大切な人(自分)との約束を守ることが、自分への疑い『自己疑念』の対処方法だということは、ご理解いただけると思います。

自分の決めたルールや、自分のキャラクターを伝えたり、表現した上で、嫌われてしまうのであれば、その人とはご縁が無かったのかもしれません。

それがもし身近が否定してくるのならば、「自分たちが幸せに生きるために必要なことなのだ」ということを伝えるのも、良いかもしれません。

家族の場合、お互いに幸せになってほしいという気持ちに変わりはありません。意見のすり合わせが必要になるでしょう。


例えば僕の場合は、子供と遊ぶ時間を持ちつつ、時には数日部屋にこもって、仕事に熱中したいときもあります。

スケジュール管理はもちろんですが、今やっている仕事がどのくらいの量なのか、誰が『僕のハイパフォーマンス』を期待したり、必要としているのか?を
伝えなければ、家族の応援は得られません。

そのため妻に関しては、2週間に一度は外にランチに出かけて(もしくは、テイクアウトなどして)二人の時間を作っています。

そこで、経験していること、課題に感じていること、考えや未来をシェアすることで応援をしてもらえますし、協力的にもなってもらえます。


このことで、僕の中に、一貫性(自分との約束を守る)が生まれ、それが自己疑念を受け流してくれるのです。


ぜひ、あなたの「輝かしい毎日」に取り入れてみて下さい。

それでは、今日はこの辺で!




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