ハッキリ、スッキリする振り返り方

こちらの記事を振り返ってみて、少々補足がありましたので、書いてみたいと思います。

補足1：【ポジティブな感情】を頻繁に振り返り、記録しよう！

『日々の行動観察』をするということが効果的だという話をしました。

『毎日プランナーを書く（日誌をつける）』という習慣を僕自身が大切にしている、という話でしたね。

ここで大切なのが、ポジティブな感情をもっと頻繁に振り返り、記録するということです。

例えば、先月のことを考えてみてください。
一日を通して、また一週間を通して、あるいは一瞬でもいいです。素晴らしい瞬間（とき）がたくさんあったはずです。

驚き、面白さ、嬉しさ、人との繋がり、そんな素晴らしい瞬間はありませんでしたか？
自分の可能性に気づいた。
楽しい時間を過ごせた。
人と心から繋がれた。
一人のゆったりした時間を過ごせた。
あの人がこんな嬉しいことをしてくれた。

などなど。でも残念なことに、あなたはそれらの出来事を記録していませんよね。

・・・これはもったいない！！

そして、そんなポジティブな経験をしたにも関わらず、次の日あなたはいつも通り日常に戻り、ポジティブな感情を得たことを忘れてしまいます。

多くの人はどうなっているかというと、毎日を車輪のように繰り返し回り続ける日々を送っているだけになっています。

明確にすること、とは『それが何かをよく知ること』です。

自分自身の感情や思考を観察し、それを書き起こして見れば、『パターン』を認識することができるでしょう。

毎晩に(1日を振り返ること)で、ポジティブな出来事を記録してください。

今日は何が楽しかったですか？
あなたは何が気に入りましたか？
何が良かったと思いますか？

「誰々と会話したのが良かった。」
そのことを書き出してみましょう。
「私はこの人たちとこんなことをして、本当に楽しかった！」
そのことを書き出してみましょう。

ポジティブな感情や経験のパターンを観察することで、
自分にとって何が重要なのかを知ることができます。

さらに自分にとって何が重要なのかを知ることができれば、それを『継続して実行』することができますよね。

このように、自らを明確にする、ハッキリさせるということは、あなたが自分のチカラで得たい感情や、人生を（完璧でないにしろ、手応えを感じながら）選択できることにつながります。

補足２：臨場感を持ちながらトレーニングを積もう

人生にハッキリとした意図を持つためには、トレーニングを受ける必要があります。

これはとても重要です。 希望や夢を持っている人はたくさんいます。

『森に入る前に地図を準備するのは当たり前』です。つまり、自分が行いたいこと、目指している方向に進むためには、地図やコンパスは欠かせません。

何事も、あなたの悩みや課題、目指している方向には、既にそれを通過している人がいます。そしてその人々が記している【正しいステップ】を学び、そして計画を立ててトレーニングをしましょう。

あなたがまずやるべきことは、

そういった『ステップを知る、経験している人』を見つけて、その人からトレーニングや指導を受けたり、洞察力を得ることです。

つまり、その人の経歴を読み、その人のオンラインコースやプログラムに参加し、その人のイベントやセミナーに行って、経験者であるその人物から学ぶことと言ってもいいです。

ただ、その人のネットの情報を『眺める』だけで終わらないようにするとベターです。

二次元の世界で、情報を吸収するよりも、出会って、実際に同じ空間を共有すると、得られる『情報量』は膨大になります。そしてその行動があなたの【トレーニング】を加速させます。

なぜなら、『どのくらい臨場感を持ってトレーニングに臨めるか？』が、どのくらい、イメージする自分に近づけるか？に直結するからです。

僕の場合、

「これを学びたい」「これを理解したい」「これをマスターしたい」と思ったら、それに関する本をたくさん買ったり、オンラインコースを購入したりします。

またコーチと数ヶ月から１年は、契約をしてマンツーマンで取り組むことも大切です。
メンターとしている人のイベントやセミナー、勉強会に『リアル』で参加しましょう。

そういった中でトレーニングをしている時にこそ、臨場感が高まり、自分自身がはっきりとしてきます。そして、なりたい自分に向かって、『はずみ』を感じることができるのです。